2012年5月12日 (土)

スピーカーのレビューをしたことが

なかったですね。

こんばんは、hayateです。

今使っているAVALON DiamondとSonus faber Guarneri Mementoの
正式なレビューをまだしていません。

これは他の機器を先行してレビューしていて単に後に回っているの
ではなく、意図して書いていません。

というのも、スピーカーは最終出口でして、その途中のアンプや
プレイヤーでいくらでも音が変わってしまうからで、まだ納得のいく
システムになっていません。

そんな状態でレビューするのも、敬愛するスピーカーに失礼という
気がしてきます。

あえて簡単に書くのであれば、AVALONとSonusは音質がまったく
異なります。前者は等身大のステージを少し幻想的に再現することに
対し、Sounsは人の声が美しく、そして良く通るように作られています。

AVALONはボリュームをあげると奥行きや立体感が増して、
音数の多いソース(フルオケなど)を丁寧に再現します。

シベリウスの交響曲第一番をAVALON(+TAD)で聞くと、
天地がひっくり返ったような迫力で会場が再現されます。

Essd90020

一方これをSonusで再生すると酷ですね。音は丸まってしまいます。

しかし、前述の通りSonusは人の声の再生が得意で、声が
よく通ります。(声を誇張しているとも言えるかもしれません。)

私はSonusを寝室で使っていまして、仕事帰りに疲れて
神経も疲労しているときでも、Sonusは人の声をスッと耳を
届けて癒してくれます。

この点はAVALONやB&Wでは出せない音ですね。
(Sonusの出し方に慣れてしまうと、AVALONのボーカルの出し方に
 違和感を覚えるほど違います。)

Sonusはあくまでもサブで、ある程度システム構成は固まっていますが、
メインがまだまだですね。プリ導入をといろいろ見てはいますが、
すぐに導入は難しいかなぁと。
JEFF ROWLAND D.G.、TAD、darTZeel、Linn等が候補には
挙がっていますが、さてどれから試聴をという状態です。

個人的にプリにはプレイヤーの音を忠実に拾ってくれることを
望んでいて、美音や誇張は不要と考えています。
(プレイヤーで美音をつけたいと考えています。)

だらだらな文になりましたが、一つ言えるのは、4月予定であったの
TAD D600レビューがまだできていないですねorz
また時間のあるときに改めて記載いたします。

hayate

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2012年3月20日 (火)

-オーディオ、服、アニメ- 成年へ

上記3点は、私自身の趣味の主軸である。
そして趣味というものについて考えるとき、2人の言葉を思い出す。

数量がいかに豊かでも、整理がついていなければ蔵書の効用はおぼ
 
つかなく、数量は乏しくても整理の完璧な蔵書であればすぐれた効果
 をおさめるが、知識の場合も事情はまったく同様である。

 いかに多量にかき集めても、自分で考え抜いた知識はでなければ
 その価値は疑問で、量は断然見劣りしても、いくども考え抜いた
 知識であれば、その価値ははるかに高い。

 何か一つのことを知り、一つの真理をものにするといっても、それを
 他のさまざまな知識や真理と結合し比較する必要があり、この手続き
 を経て初めて、自分自身の知識が完全な意味で獲得され、その知識を
 自由に駆使することができるからである。

 ショウペンハウエル『読書について』-思索- 岩波文庫1960年

啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜けることである。~省略~
 未成年状態とは、他の指導がなければ自分自身の悟性を使用し得ない
 状態である。
 
 ところでかかる未成年状態にとどまっているのは彼自身に責めがある。
 というのは、この状態にある原因は、悟性が欠けているためでなくて、
 むしろ他人の指導がなくても自分自身の悟性を敢えて使用しようとする
 決意と勇気とを欠くところにあるからである。

 それだから「敢えて賢かれ!」「自分自身の悟性を使用する勇気をもて!」
 ―これがすなわち啓蒙の標語である。

 カント『啓蒙とは何か』岩波文庫1950年

入門時は指南を受ける必要があるとしても、ある程度経験を重ねてくると、
他者を気にすることなく自身の好みを断言しても良い。

私的な、趣味という領域において、自身のセンスと経験をかけて
全身全霊で挑むことは、その人自身にしかできない唯一の行動である。

せめて趣味という領域だけでも、そのような態度・行動でありたいものです。

hayate

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2012年3月19日 (月)

DIESEL名刺入れ

こんばんは、hayateです。

名刺入れを探していたところ、直感的にキタコレなケースを
見つけたので、購入してみました。
今さら知りましたが、DIESELってイタリアなんですね。

20120319_diesel1

購入した物は少しグレーがかった白のケースです。
左上は黒色はLOUIS VUITTONの名刺入れ。

実は黒の方がプライベートで、白は仕事用にと。
普通は逆ですよね・・・。

20120319_diesel2

プライベート用名刺と非常によくマッチングするので、
こちらをプライベートにするのもありかも。
名刺の青と青のレザーがよく合います。

この手の物は10年位使えるので、大切に使いたいと思います。
hayate

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2012年3月18日 (日)

ato × speedo コラボ

こんばんは、hayateです。

2ちゃんのファッション板で本件についてレポしたら、
ブログでやった方が幸せになれると誘導されたのでこちらに記載します。

さて、この3/17土曜日に ato aoyamaに行ってきました。
お目当ては、atoとspeedoのコラボ。
もう一つは先日のブログで紹介した ストライクウィッチーズに
出てきそうなコートでした。

Af12ac01_3_3   


speedoのコラボですが、かなり良いですね。
今までに無かったスポーティを提案してくれました。

黒色を基調として、水着を彷彿とさせる曲線的・流線的なデザインが
美しいです。材質はスク水に似てますが、それより滑らかで且つ高密度で、
街中を歩いていてもセクシーな感じで着られます。
(旧スクとかそんなレベルではなく、服自体から美しさを感じます。)

ただ、超薄手のランニング用ジャンパーだけでも45k程したので、
かなり悩みました。色々な観点から検討したのですが、
speedoのロゴ(こんなの→>)が腕の肩付近に
入っていて、そこが個人的には×で結局断念しました。

その代り色々買ってきました。

やはりお目当てのコート。
男物のコートはサイズが大きかったので、
上記の女性向けコートを購入しました。
サイズは38。タイトに着られます。価格は75k。

20120317_ato1
本当は、上記モデルさんが着ているaoyama限定の腕ベルト三連が
欲しかったのですが、売れ切れだったので仕方無しです。
ただ、このコートも最後の一つらしく、運良く購入できました。
女性atoファンの方すいませんorz 大切に着ます。

このコート、裁縫がとても丁寧で、一番は裏地を含めて生地が美麗なのが
良いですね。部屋に飾って見ているだけでもうっとりします。

一緒に映っている黒のスラックスパンツはサイドにラインが入っていて、
色々と着崩す事が可能なので一本購入してみました。サイズ44で価格33k。

その後は好きなTHE TWELVEでM65フィールド型ジャケットを
モチーフとしたブルゾンやデニムを買ってきました。
20120317_twelve

私には、THE TWELVEのパンツの方がしっくり来ます。
atoのデニムはTHE TWELVEより1万位安いのは良いのですが、
太いのがダメでした。

20120317_k_2 
THE TWELVEのブルゾンとデニムを着た写真です。

今回ベージュ系のブルゾン・コートというのは初めて購入しました。

今まではグレーやネイビー、ブラックが多かったのですが、
映画コマンドーにハマって、ベネットやアリアス大統領
上着に影響されましたw

今までこのようなカラーを着たこと無かったため、
抵抗感がありましたが、実際着てみると悪くはないですね。

長くなりましたが、冬服は結構ありますし、春物もそろったので、
今年はもう服を買うことはなさそうです。

徹底的に吟味して選んだ服に囲まれると、
身体が律されるような、不思議な感覚になります。
体型維持を頑張らなければ、と思ったこの頃でした。

hayate

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2012年3月15日 (木)

by ato with speedo

今日は連続です。

先日のファッションブランドのatoですが、
speedoとコラボした服が今週末から青山本店で出されるようです。

ファッション×競技用という解は、着心地を含めて実際どうなのか
結構気になります。

当日は予定があるので、居ても1時間程度ですが、
行ってみようかなぁ・・・。

hayate

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あの夏~sign、ビードロ模様~音質等々

こんばんは、hayateです。

某所で少し話題になっていた、
あの夏で待っている主題歌に関して少々。

まず私の中での結論。
ボーカルは同じレベル。好みで別れるレベルです。

付け加えるなら、EDの方が音数が少ないので、
それらしく聞き易いということかなぁと思いました。

(EDは透明感がありますが、しゃがれた雰囲気も好きな人もいるので、
これはやはり好みかと。)

これを踏まえたうえで、お気に入りのOPを聞き比べてみました。

一番はやはりTAD-D600+AVALON DIAMONDで、これを聞いたときに、
ああ、こういう世界を意図したかったのかな?という感覚になりました。

D600hayate2

◆OP聞き比べ

まず、ARACAM rDAC+ガルネリメメント(非WASAPI)では、

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2012年3月11日 (日)

ルームチューニング材導入の前に

こんばんは、hayateです。

昨年試聴した日東紡エンジニアリングのルームチューニングですが、
導入を検討しています。

まずは、サブシステムで別部屋に設置してあるGuarneri Mementoにへと
考えていますが、それに先立ち重要な要素があります。

それはルームチューニング材と部屋をどう調和させるか、です。
ルームチューニング材は正直言って、視覚的に部屋と合わせ事が難しいです。

日東紡エンジニアリングの導入事例を見て頂くとおわかりかと思いますが、
調和が難しく、ビジュアルとしてはいかが?と感じてしまいます。
http://www.noe.co.jp/product/pdt1/pd1_ankh.html

オーディオは音だ、という主張もあるかと思いますが、
スピーカーはデザイン的に凝ったモノが多く、そのデザイン性が
チューニング材で損なわれるのを私は嫌います。

そのため、チューニング材をうまく調和させる為に、
カーテンをどう選択するか、あるいは木材を活かした
部屋造りのインテリア雑誌やホームシアター本などで
情報を収集してる具合です。

チューニング材の効果は試聴会で嫌と言うほど思い知ったので、
その効果を視覚的にも高める為に、それを受け入れられる環境作りを
先攻したいと思います。

hayate

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2012年3月 8日 (木)

ARCAM rDAC 使用レビュー

こんばんは、hayateです。

昨日USBケーブルを購入し、実際にARCAMのrDACを使ってみました。
音響環境はサブシステムに組み込み、Sonus faberのGuarneri Mementoを
音の出口としています。

PC環境としては、CPUがAtom、ストレージはIntelのSSD、OSはWin7です。
再生プレイヤーはMediaMonkeyでWASAPI出力。

20120308_arcam_rdac
     ※某スレで指摘されたので、今回はDACのみをトリミングしてみました

率直な感想。結構良いです。十分使えます。
AKURATE DS/dと比較した感じですが、キャラクターの違いが明確に出て、
面白いです。

オーディオ的な質(楽器の余韻表現や空間描写)はAKURATE DS/dが
断然上ですが、ARCAMは中央にぽっとボーカルが浮かび、
ボーカルを楽しませてくれます。ボーカルだけが前方定位するといった
感じでしょうか。ボーカル主体のステージが現れます。
AKURATE DS/dは淡々と情景を描くのに対し、ARCAM rDACはボーカル中心に
音が展開されるので、聞き取りやすいです。

さて、ここでなぜAKURATE DS/dを比較に出したかというと、比較機器が
これしかないという事もありますが、WASAPIを介したrDACは、質感が
グッとAKURATE DS/dの静寂感に近づき、おっと思わず身を乗り出して
しまったからです。

WASAPI無しの場合は、ノイジーとまでは行かないですが、S/Nが悪く、
オーディオとしては不可ですが、WASAPIで出力すると一気にオーディオ級、
AKURATE DS/dと比較したくなるような音質へ向上しました。

ARCAM rDACとAKURATE DS/d、質の違いはありますが、個性がかなり
異なるので、主旋律が活きる弦楽や女性ボーカル物は気分によって
使い分けることになりそうです。
今までUSB DACを侮っていましたが、なかなか良い品かなと思いました。
約6万円でこの音を出してくると考えると、確かにPCオーディオは普及するかもと
妙に納得してしまいました。

なお、同じ曲をAVALON DIAMOND + TAD-D600(CD再生)で聞くと・・・残酷ですね。
別の曲を聴いたような圧倒的な表現力に驚きます。
一音一音、まるで響きが異なります。
(そしてTAD-D600は日に日に優しい音に近づいている気がします。)

横道にそれましたが、ARCAM rDACは女性ボーカル主体で聴く人には
是非一度お試し頂きたい製品だと思いました。

PCオーディオはでもこのような温かな音を出すこの機器は
結構貴重かもしれないなぁと思った次第です。

hayate

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2012年3月 6日 (火)

ARCAM rDAC 導入 レビュー

こんばんは、hayateです。

ARCAM輸入再開の第一弾、rDACをサブシステムに導入しました。

20120306_arcam_rdac2_2

何度か記載したようにARCAM CD-33Tの時の優しく甘い音が
忘れられずにいました。せめて、このDACでその片鱗だけでも
味わえればと思い、このDACを試聴し、結果導入となりました。

ARCAM rDACの日本語レビューがあまりにも少ないため、
ARCAM応援の意味もこめて、今回はまず試聴レポを記載します。

対抗機はRMEの、Babyface。接続形態は、両方ともUSB。
環境、SP:ソナスファベールGrand Piano DOMUS
アンプ:LUXMAN L-507u
(私のサブシステムに近い音色のシステムで試聴しました。)

■ボーカルがふわっと浮かぶrDAC

rDACの最大の特徴ですが、音が優しく、女性ボーカルが
ふわっと浮かびます。バックミュージックは良い雰囲気で
ボーカルを引き立てるような鳴らせ方をします。

ARCAMの持ち味でもあるボーカルの美しさですが、これは
普通の美しさとは違うのかもしれません。
きめ細かい、吐息まで聞こえるような、という音ではなく、
歌い手が持つ特色ををのまま拡大したような音を出します。
そのため、本来の音から少し誇張していますが、GODLDMUNDの
ような人工美的な美しさではなく、あくまで自然的なところが
ARCAOMの特筆すべきところです。

具体例を言うと、中島美嘉の色っぽさがより拡大され、
その色っぽさがスピーカー中央にふわっと浮かびます。
また、堀江由衣では、ほあーというか優しい声がやはり
スピーカーの中央に浮かび上がり、聞き手を魅了します。

歌い手の特色を活かし、決してその粗を出さない音。

CD-33Tと比べると、解像度を高めにする音作りに感じましたが、
中域の充実ぶりは健在していました。
2,3曲聴いて、「あっこれだ、この音だ」と納得し、
心の中では購入がすでに決定していました。

■HiFi寄りなBabyface

さてその後Babyfaceを試聴しました。
(実際には、Babyfaceを聞いてrDACを聞いてと、
 何度か繰り返してその特色を確かめました。)

BabyfaceはrDACと性質がガラリと異なります。
ボーカルがきめ細かく、バックミュージックも一音一音
しっかりと聞かせてくれます。
傾向として、曲全体を高解像度に持っていこうという
感じに受けられます。

Babyfaceのほうが音場広く、解像度が高いため、一般的には
確実にBabyfaceのほうが受けが良いでしょう。
しかしrDACと比較すると中域が薄く、ボーカルの実在感(量感)に
乏しいです。私が求める音色としてはいささか不満足でした。

■ARCAM rDACは誰に向いているか

ARCAM rDACは昨今主流の情報量が多く、メリハリ系、
くっきり系とはまるで違います。そのため、それらを求める人には
向かない品かもしれません。オーディオを相当にやってきて、
自らが求めるものはメリハリ系ではなく、ふわっとした
心地よさだと気づいた(悟った)人に最適かもしれません。
あるいは、元からスカキン系の音作りが嫌いな人にも
お勧めできるでしょう。

音楽をさらりと流す点は同じ英国のLINNに近いですが、
LINNのような淡々とした(少し味気ない音)とは違い、特に中域が厚く
どんなボーカル物でも歌い上げます。
LINNの音にプラスαをしたい人にもお勧めです。
また低音にも躍動感があり、聞いていて楽しいです。
まぁこの価格帯ですから、バック演奏まですべて楽しめるわけでは
ありませんが、じっくりとボーカルだけを堪能したい方にはお勧めです。

プレイヤーはエソ等の高解像度系で、時々DACにrDACを使って、
その音色を違いを味わうというのも醍醐味かもしれません。

20120306_arcam_rdac1
ARCAM rDAC箱

私としては、オーディオはメリハリ系だけではなく、
違った方向でこんなにも美しいボーカルが聞けるのだということを
一度は経験してもらいたいと(勝手に)思っています。

■おまけ

・USB-DDCとの連携
今回試聴時は、上記DAC双方ともPCからUSB直結でした。
ただ、USB-DDCにも興味があったため、M2TECHのhiFaceを
PCに接続して、そこから同軸デジタルでARCAM rDACを
接続しました。

音悪い・・・
一番に思ったことです。そして意外でした。
よりHifi的な音になるかと想像していたのですが、
全体的に音の重心が下がり、一番の持ち味である
ボーカルの浮かぶ音がなくなってしまいました。
低音の躍動感もモコモコして、そこにボーカルが
埋もれてしまいました。
相性なのか、これがM2TECHのhiFaceの持ち味なのか・・・。

少なくとも、M2TECHのhiFaceの導入は必要なくなりました。

・付属品
ARCAM rDACの付属品は電源アダプタだけです。
これには少しまいりました。ラインケーブルだけならまだしも、
USBケーブルくらいは同梱されていると考えていました。
もしそれを知っていれば、今頃ガルネリメメントで
rDACをレビューできていたのですが・・・。明日にでも買って来ます。

20120306_arcam_rdac3

試聴時のみのレビューですが、rDACは実に満足できる製品で、
(このような音を出す機器が他に無いため)購入してよかったと
思える一品でした。

オーディオ人口が減り、その上メインストリーム以外の音/機器を
好きと言える人が少ない(?)現況ではARACMの立ち居地は
難しいでしょうが、何としても維持してほしいと思います。

新代理店のアルファメガは今後ARACMのPCオーディオ関連製品から
出していくようです。しかし、ゆくゆくは単品コンポーネントも輸入
してほしいと期待しています。

hayate

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2012年3月 4日 (日)

ARCAM FMJ A32修理へ

こんばんは、hayateです。

現在サブでパワーアンプとして使っているARCAMのFMJ A32を修理に
出しました。

パッと聞きでは分からないのですが、じっくりと聞くと左右の
音量バランスが悪く感じられました。
ただし、気のせいのレベルかもしれません。
そこで、スピーカーに耳を当てて確認すると左側の音量がごくわずかに
小さいのが分かりました。(でもわずかな違いです。)

わずかな違いとは言っても、やはりバランスが悪くて気持ち悪いので、
故障機器を特定することに。

故障機器はプレイヤー兼プリのLINN AKURATE DSか、
あるいは、パワーアンプ用のARCAM FMJ A32か。
そこでLINN DSを通常モードにして、ARCAM A32をプリメインモードに。
それでも違和感があったので、ARCAM故障が濃厚に。

故障を確定させるため、パワーアンプとしても使えるONKYOのアンプを
LINNに繋いで鳴らすと、左右の音量が等量に。

そこで修理に出しました。
結果、アンプのリレー部分の故障でした。現在は修理待ちです。

ONKYOのデジタルアンプは今まで使っていたARCAMとは音がかなり異なり、
改めて驚きました。質の違いやキャラクターの違いもありますが、
ONKYOのは中域がごっそり抜けていて、ガルネリメメントとは
相性が悪いなぁと思った次第です。

ARCAMが修理から帰ってくるのを楽しみつつ、まだ修理をしてくれる事に
感謝です。

この一件で、自分はARCAMのような柔らかい音色も好きなのだなと改めて、
思いました。

CDプレイヤーのCD-33Tがもう一度欲しくなりました。

hayate

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2012年2月22日 (水)

TAD-D600 導入 レビュー2

こんばんは、hayateです。

ようやく、オーディオに関する話題を書きます。
ただ、前回のようにまとまった文を書く余裕が無いため、小出しで。
今回は音の変化とDAC部です。

■音の変化

前回のレビューでは、導入から一ヶ月において、中域、高域がとても充実して
良い方向に向かったことを述べた。
それから、約1ヶ月わずか、特筆すべき変化があった。
エネルギッシュな音が取れてきて、しなやかとまでは言わないが、
一種の柔らかさを持ち始めた。聴いていて、純粋に気持ち良い。
久しぶりにワーグナーの管弦楽を聴いたところ、こんなに優しい音色
だっただろうかと疑問に思ったくらいである。
(なお、情報量は変化していない。)

スピーカーがTAD-D600に馴染んだからであろうか?はたまた、
耳が慣れたのであろうか。
しかし、ほぼ1ヶ月ぶりに聴く管弦楽だったため、毎日聴くうちに
慣れ親しんだとも言い難い。その音色が優しくなった効果は、時間経過に
よるものが大きいと感じる。

思い起こせば、昨年のオーディオショーのTADのフルシステムは固さは
あったものの、聞く者を圧倒するような直線的でエネルギッシュだらけな音
とは言えなかった。
この変化は私にとってはやはり好ましいもので、納品時から比べると、
気持ち良く聞けるようになったことに少なからず驚いている。

D600hayate1_2 

■TAD-D600のDAC部について

TAD-D600のDAC部はトランスポートで変化する。
いや、トランスポートで音が変化するのは、一定以上経験を有する
オーディオファイルでは当たり前のことだろう。

果たして、TAD-D600もその当然に含まれていた。

しかし、オーディオの謳い文句は以下のようであった。(TAD-D600公式より引用)
D600は、D/Aコンバーターユニットとしても高い性能を発揮します。
 「超高C/NマスタークロックUPCG」と「サンプリングレートコンバーター」の
 組み合わせで、外部からのデジタル入力信号を極めて正確にD/A変換。
 また、PCからデジタル出力した音源を再生することも可能。

 そして、購入前にTAD技術者と直接会話した際、入力するデータは
 超高C/NマスタークロックUPCGでリクロックすると聞いた。

この2点からどんなソースを入れても、ほぼTADの音になるのであろうと
予想した。

しかし、上記の通り、それは異なった。
入力するトラポで音が異なる。むしろ、違いが出やすいDACとさえも
言えるかもしれない。
きちんとしたトラポは持っていないため、厳密な評価とは言えないが、
差が出たということで列挙する。

・Mac Mini(光→同軸変換)
 音が薄くて軽い。iTunesでの再生であるが、これで音楽を聞くのは酷であった。

・iPodトラポ(同軸)
 音が固い。固くて聞くに堪えない。エージング前のTAD-D600よりもはるかに固く、
 積極的に使おうと計画していたのだが断念せざるをえなかった。

・テレビ(光→同軸変換)
 スカスカ。というか、ソースが悪い。昨今の薄型テレビの悪音質スピーカーに
 配慮したのか、効果音が大きすぎて耳に刺さる。
 CMが一番酷い。本来であれば、テレビの音をTAD-D600から聞きたかったのだが
 断念した。

・BDプレイヤー(光→同軸変換)
 上記3種と比べると悪くはない。ただ、ふくよかさに欠けていてTAD-D600の
 直接再生と比較すると情報量と迫力が少ない。

・HDSP5632(AES/EBU)
 これもやはり悪くはない。ただ、繊細さは無く、TAD-D600の直接再生にはある
 精密な描写とは別世界。作業用に聞く程度。

上記のように、音がまるで異なる。これには私は驚いた。謳い文句からするに、
リクロックでジッタを改善すれば、ほぼ同じ傾向の音がでると期待していたからだ。
しかし結果は異なり、トランスポートも極めて重要であることを感じた。
そして、<今の所>TAD-D600で直接再生するのが一番だという結論に達した。

我が家では現時点では、TAD-D600の直接再生が一番であるが、
トランスポートを検討しても良いかもしれない。
(いや、いまはルームチューニングとアンプを優先・・・)

少々長くなったが、TAD-D600は安心できる音を奏でるようになったこと、
そして、トラポで変化する機器であった。

音は素晴しいとしても、TAD-D600は結構面白い機器かもしれない。
今後電源ケーブルや、ボードを変えると変化するかもしれない。

ひとまず、今日はこの辺で。

hayate

※私用で忙しいため、オーディオ関連について次回は4月?を目処に
 記載します。

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2012年2月18日 (土)

ato - 松本与 -

こんばんは、hayateです。またまた服ネタです。

先日のブログコメントで松本与氏が手がける「ato」というブランドを
ご紹介頂きました。

元々、松本与氏が関与しているTHE TWELVEを気に入っていたので、
早速 ato aoyama(アトウ 青山)に行ってきました。

久々の青山ということで、歩いている人を見ると、
ファッションセンスが地元とは桁違い。良い意味で刺激を受けました。

それから、青山のショップに行き、上から下まで各種試着させてもらいました。
フォルムが洗練されていてなんとも美しいですね。
そして、立体的なデザインに拘ったせいか、とても動き易いことにも驚きました。

例えば、下記のようなジーンズでも、緩やかで、着ている感覚が無いです。
Zamaep14_00_3 
シームレスダーツデニム(AMAE-P14)
http://store.ato.jp/pc/item/detail.cgi?itemCd=AMAE-P14&itemClcd=00

太さ的には、THE TWELVEの方が細く、私の体格的には、
atoは少しゆったりした印象を受けました。

しかし、体のラインが綺麗に出て、且つリラックスした気分で着られるので、
大人のオフにはかなり使える服だと感じました。

各種試着した中で、特に体にフィットして、シルエットが綺麗な品があったので、
1着購入しました。(IYHしてしまいましたorz)

Am12ab03_1 Am12ab03_2
↑オックスフォードブルゾン(AM12A-B03)

Wbl0625_1 Wbl0625_2
↑(参考) 今現在、私服で主に使用しているTHE TWELVEのコート

実際にatoへ行った感想ですが、THE TWELVE、ato双方良いですね。
優劣では無く、好みと用途で使い分ける・組合わせるのが好ましいと思いました。

ただ一つ言えるのは、素晴しいと思える服の選択肢が広がったことです。
atoスキー様ありがとうございましたorz

以下、個人的に好きなato氏のデザイン。
一言で「美」を感じます。私が女性であったら、
間違いなくこれらを選択するでしょう。

Af12ao01_3
Af12ao02_2
Af12ac01_3

アニメにも出てきそうな、パーフェクトなフォルム。
一番下の白っぽいベージュのコートは、ストライクウィッチーズでも
着用されそうな感じがします。
洗練された服は、見ているだけで、ワクワクしてきますね。

人々が理想とする世界を、実際にこのように実現できる事に感動です。

ますます松本与氏のファンになりました。
これからはシーズン毎に作品をチェックしたいと思います。

hayate

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2012年2月10日 (金)

THE TWELVE

今回はオーディオでは無く、服のお話。

THE TWELVEというブランドの服がある。
これを私は非常によく好んでいる。

価格的にはBURBERRY BLACK LABELより僅かに高いという
位置づけである。これを安いと見るか、高いと見るかは、
ファッションの経歴とそれを重要視するかで異なるだろう。

さてここの服、何が一番優れているかというと、
シルエットが素晴しく美しいのである。

全体的にタイトな作りで、着る人を選ぶかもしれないが、
人間が理想とする体型の1つを象ったような作りとなっている。
(コードギアスのキャラのシルエットに近いだろうか)

約2年前、私が初めてここのパンツとブルゾンを羽織った時の
そのシルエットは、人間の姿にはこのような可能性があったのだという
発見とそれを身にまとう喜びを感じさせてくれた。

それ以来、服を着ることへの喜びと、そのタイトな服を
着続けるための体型維持(暴飲暴食の禁止、適度な食事量と運動)を
心がけるようにした。

シルエットに徹底的にこだわるせいか、ここのブランドは無駄な装飾が無く、
その上、服にブランド名を全く出さない。
これはバーバリーやドルガバ、DIESEL等のようにそのブランドの価値を
まず第一にして作られた服ではなく、プロポーションだけを追求した服である。
(なお、素材・裁縫はしっかりしていて、国産性。実用性にも優れている。)

どこどこのブランドだから、高いから、と言うのではなく、この服は
純粋に着る喜びと楽しみ、そして一着一着を大切にしたい感じさせてくれる。

中学生の頃から丸井等に行き、その後原宿、渋谷、代官山等の服を試してきたが、
ようやく衣服の本当の楽しみを初めて知った。

理想に近づける服、近づきたいと思わせてくれる服に出会うのは
なかなか希なのかもしれない。
そんな事をふと思いながら、そういう服に巡り会えた幸運を感じた。

hayate

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2012年1月11日 (水)

TAD-D600 導入 レビュー

こんばんは、hayateです。

タイトルの通り、TAD社D600を導入しました。
昨年IYHスレで写真のみUPしましたが、この度正式にレビューを書きます。

Tadd600hayate_2 

■レビューにあたり
今回TAD-D600をレビューするにあたり、

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2011年12月24日 (土)

もう一度手に入れたいオーディオ機器

こんばんは、hayateです。

2ちゃんニュース速のスピーカースレを見ていて、
私は過去にどのような機器を使用してきただろうかと、
ふと思いました。

その中で、タイトルの通り、もう一度手に入れたいと思う機器は何だろうと
回想したので少々書きつづります。

・プレイヤー

Fmjcd33t
            ARCAM FMJ CD33T

プレイヤーはこれまでにLINNのMAJIK CDやTEACのVRDS 25XSや
DENON DCD-S10ⅢL、MarantzのDV9500等を使用し、全て手放しました。
このCD33Tはその中で、唯一もう一度手に入れたいと思う機器です。

この機器は情報量は決して多くなく、刺激分が無いので、一聴では良さが
わかりません。しかし、甘くて、艶めかしい音色を奏でます。
コメント等で記載しましたが、トランペットをゆったり聞かせ、
ボーカルをより温かく聞かせてくれます。
オーディオ機器によって表現を巧みに変化させることができると
勉強になった機器でもあります。

もう新品は売ってないでしょうし、ラックの制約があるので、
入手は難しいですが、時々この音は良かったと思う事があります。

・アンプ

509fse
             LUXMAN L-509fSE

アンプはプレイヤーほどではありませんが複数使用し、
そして手放してきました。
ただ、このLUXMAN L-509fSEを手放すのは少し勿体なかったと
感じることがあります。

このL-509fSEはLUXMANとしては異端とされるクール系の音で、
評価が分かれていました。
確かにクールと一括りにすればそれまでです。
しかし、リスナーの視点(聴点)をそのクールな所まで落としたときに
見える世界があります。

私は何度も試聴し、このクールさの中に秘めた表現力
(圧倒的な情報量とそれをあくまでもクールに描き出す徹底さ)に
惚れて、購入を決めました。
このアンプを導入してから、クラッシック(フルオケ)はホールだけでなく、
家でも堪能できるのだと知りました。

ただ、このアンプはオーディオを始めて1~2年目ほど(しかも学生時代…)に
手に入れたため、上手く使いこなせなかったのも事実です。
一番のネックはリモコンが無かったことです。

今思えば配置を変える等、いかようにも出来たのですが、
経験不足から手放してしまいました。

この機器はクールさとエッジの立たない心地の良さを両立した
他メーカー、同メーカーでも決して出す事ができない逸品だと思います。
(後継の509Uは線が太くなり、全く別物になってしまったので、
このクールで繊細な音はL-509fSEでしか出せないですね。)

もしもう一度手に入れて使うとしたら・・・
AUDIO MACHINA CRMとLUXMAN L-509fSEの組み合わせは
面白いかなと思います。

あるいは、AVALONのASCENDANT2と組み合わせても
白銀世界のような美麗なる音が期待できそうです。

・スピーカー

無し

スピーカーも様々に使用してきました。代表的な物ですと、
B&W805Nと805S、Sonus faberのCremonaやDYNAUDIOのSPECIAL25等々。

確かに良い製品ではありましたが、もう一度・・・と思う物は
無いですね。

では他に欲しいスピーカーは?と問うと、無いですね。
スピーカーは現状満足で、いかに鳴らして行くかというスタンスです。

もし追加導入できるなら?と敢えて問うなら・・・
B&Wのノーチラス、TADのCR-1、AVALONのISISでしょうか。
あと、Franco SerblinのAccordoは見た目が
美しいのでオブジェとしては欲しいです。
(音はまだ聞いたことがないので、音の判断ができません)

ただ、やはり現在のスピーカーが自身にはベストで、
追加導入の必要性はないと感じます。


過去の話が中心になりましたが、振り返ってみると、思う事が多々あります。
とりわけ、実際に多々使ってみて、機器の良い点悪い点を把握したこと、
己の好みを把握したことで現在に繋がっているなぁと思います。

スピーカーに関してはかなりの代償を払いました。
しかし、だからこそ現状満足と言えるのかもしれません。

(ただ現代人は変化を求める存在なので、私自身の好みも
また変わってくるでしょう…)

現状スピーカーは満足ですが、改善点は多々あるので、
今後は煮詰めていく方向で進むのかなと思います。

hayate

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2011年11月29日 (火)

ステラヴォックスジャパン GOLDMUND取扱終了について

こんばんは、今夜は連投のhayateです。

タイトルに関して、オーディオファイルでご存知ない方は
いないでしょう。

私はこの件に関して・・・少し複雑な思いです。

取扱終了の詳細な経緯は知りませんが、今後、日本で新製品が
手に入らない(試聴できない)可能性があると思うと、残念です。
しかし、昨今の価格急騰は少しやり過ぎだろうという思いもあります。

遅れましたが、私はGOLDMUNDの音が非常に好きです。
特に従来のHI-END以上のシリーズを好みます。

GOLDMUNDの音は、原音とは異なり、人工的です。

しかし、それは決して悪いものではなく、金管楽器を
より金管楽器らしく音を作り変えるような、輝く人工的美音を出します。
(SRシリーズやプリメインではこの音は出ませんが・・・)

どこかで書いたかもしれませんが、私は、DVDP移植の件を知った後に、
GOLDMUNDのDACを購入しました。

きっかけは、数年前のダイナミックオーディオのマラソン試聴会で、
αDACとQBD76とGOLDMUNDのMIMESIS 20.6を聞き比べしたことです。
その時、GOLDMUNDの煌めくヴァイオリンに心を動かされ、
GOLDMUNDのDACを購入しようと思いました。
 
写実的で高解像度なαDACも凄い(万人受けするだろう)と思いましたが、
私的には一番美しい音の出るGOLDMUNDでした。
 
その試聴時、中身がどうであれ、出てくる音に満足できれば全く問題ない、
むしろよくそこまで音をチューニングしてくると逆に驚きました。

話を元に戻しますが、GOLDMUNDは美音です。
そして、単に美音ではなく、「我々の考える美音はこれだ」という主張・哲学が
入っている製品だと感じます。

そのため、ソースの音を忠実に出す事を好む人には向かないと
思います。
しかし、そういう製品もオーディオにはあって良いと思います。

GOLDMUNDのような美を提供するオーディオが日本市場から
一つ消えるかと思うと、残念です。

※しかし、CH Precisionも制作者が考える美を追求するタイプと
 聞いているため、今後はそのメーカーも注目してみたいと思います。

新たな代理店が見つかれば・・・と淡い希望を持っています。

hayate

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GOLDMUNDは非常にセンシティブ?

こんばんは、hayateです。

先日、GOLDMUNDのMIMESIS 330Lの設置位置を変えました。
すると、音が無視できないほど変化したため、GOLDMUNDは
非常にセンシティブなものだろうかと思い、ブログに残しておきます。

もともと、MIMESIS 330Lはラックの最上部に設置してあり、テレビとの
距離が非常に近い状態でした。そして、テレビをオン・オフすると、
電磁波?の影響でMIMESIS 330Lが操作不能になる現象が
しばしば発生していました。

これはいけないと思い、ラック最上部にDENONのBDプレイヤー
(DBP-4010UD)を設置し、MIMESIS 330Lを中段に設置しました。

すると、テレビのオン・オフによる操作不能が格段に減りました。
(但し皆無ではありません・・・)

これだけでも良い結果でしたが、テレビ音声(アニメです)が
細かな音まで拾うようになり、空間が広がるような音に変化しました。

これがなかなか心地良くて、数日経過しても同じ音の傾向のため、
GOLDMUNDのMIMESIS 330Lはテレビの発する電磁波(?)に
相当影響を受けていたのかな?と推測します。

GOLDMUND全般に言えるのか、この機種(カーボントップ)だけが
そうなのか、わかりませんが、確実にこの機種は外界の環境に敏感な
機器だと思いました。

そして、この一件で、アニメ視聴時におけるGOLDMUNDの
MIMESIS 330Lの更なるポテンシャルが垣間見え、アニメ視聴が
捗りそうです((・∀・)x))

※ただし、録画だけがどんどん溜っていて、現状は
  消化が進んでいませんorz

hayate

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2011年秋 オーディオイベント後記(雑記)2/2 AVALON,ソナス

こんばんわ、hayateです。

前回の後記(雑記)1/2の続きです。

・東京インターナショナルオーディオショウ

 (2)AVALON TIMEダブルウーファーの難しさ

 今回のショウはほとんどTADブースにいましたが、
 AVALONユーザとして、太陽インターナショナルブースにも
 一応足を運びました。
 構成はAVALON TIMEで、駆動となるパワーアンプは
 Jeff Rowland Model625でした。

 溶けるような低音。

 AVALONは、現存する他のダイアモンドツイーター搭載スピーカーや
 セラミック系ツイーター・ミッドを搭載するスピーカーよりは、
 柔らかい音で幻想的な鳴り方をします。

 ※ただ、B&Wのノーチラスも柔らかい音を出します。
   AVALONとは別アプローチで音を再現しますが、
   他のB&W機種とは全く違う、とても良い音です。)

 しかし、この組み合わせは明らかに鳴らせていません。
 低域がぐにゃぐにゃして、二つある内の一つのウーファーは
 全くと言って良いほど制動できていないのでは?と感じました。
 数曲を聴きましたが、あまりにもひどい音であったため、その場を
 去りました。

 以前、別店でもTIMEを聴いたことがありまして、その時も全く
 鳴らせていませんでした。駆動となるパワーアンプはGOLDMUNDの
 TELOS200。(プリはMIMESIS 27.5)
 元々シャープな音の組み合わせですが、低音はほとんど出ず、
 その上スピーカーからの音離れが悪くて、へばりついたような音を出しました。
 AVALONの超解像度かつ細かな粒子で世界を再現させるような幻想的な音とは
 かけ離れていて、とても酷い音でした。

 ただ、TIMEは実はすごい音を出すスピーカーです。
 それは2009年の東京インターナショナルオーディオショウで感じました。
 その当時は、Jeff Rowlandのフラグシップで鳴らしたと記憶しています。
 ブースには評論家の傅信幸氏が来ていて、その時の音量は適量で、
 上に書いたように、まさにAVALONの幻想的な音を出していました。
 そしてダブルウーファーの恩恵なのか、本当にフロアを揺らすような
 低音にびっくりした記憶が残っています。

 AVALONは小音量でも容易にスピーカーの存在が消えます※。
 しかし、スピーカーの背後に燦然たる世界を作りあげるには、
 一定以上の音量を必要とします。
 傅信幸氏はAVALONのこの性質を理解していて、通常のデモ以上に
 音量を上げていたと推測します。

 ※実際、自宅でAVALON DIAMONDを小音量で聴いても
  スピーカーの存在が消え、しかるべき位置に定位します。
  但し、セッティングがシビアなので本当に1センチ間隔で位置を
  調整する必要があります・・・

 話がそれましたが、AVALON TIMEを鳴らすには相当良いアンプ
 (DFの高いアンプ?!)が必要であると感じました。
 ネットを見た限り、今回登場したNAGRAの真空管でも酷い状況のようで、
 TIMEを鳴らすためには、アンプを厳選する必要があると思います。
 (3種類聴いただけで決断を下すのは早計でしょうが、200万円クラスの
 パワーだとお話にならないのでしょうかと感じてしまいます。)

 手前味噌ではありませんが、我が家のAVALON DIAMONDは
 GOLDMUNDのプリメインでも最低限には鳴っている
 (少なくとも低音は緩くない)と思います。
 それに比べるとTIMEは難しいスピーカーだなと感じます。
 (無論、我が家のアンプ環境は貧弱(特にプリ部)ですので、
  発展の余地は幾らでもあると考えています。)

 (3)Guarneri Evolution

 Guarneri Mementoの後継機にあたるEvolutionも興味が
 あったため、ノアブースにもほんの少しだけ行ってみました。

 ※写真は、メーカーページでご覧下さい。
 ・Guarneri Memento
 http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/guarneri.html
 ・Guarneri Evolution
 http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/GUARNERI-EVO.html

 まずEvolutionの外観ですが、スピーカー側面の木目の色合いが
 Guarneri Mementoより深く、陰影感もあり、私はEvolutionの方が
 好きでした。

 天板部分はシルバーの鏡面磨きで、写真を見る限りは
 好きになれませんでした。しかし、実物は意外とアリでした。
 欲を言えば、Guarneri Mementoと同じく、天板も
 木目調であればとは思います。
 (ただ、品良く作り込まれているので、こだわらなくても良いと
 考えました。)
 
 しかし、スタンドの台座部分が黒色になってしまった事だけは、
 受け入れがたい点でした。
 Guarneri Mementoは濃淡のあるグレーの大理石が下に
 あることで、上部のスタンドの黒が映え、さらにその上
 スピーカー筐体が孤高のごとくそびえ立っています。
 異なるの三色の色が見事に調和し、かつその気高さを保っている
 美しさに惚れ込み購入した経緯もあります。

 対してEvolutionはツートーンになってしまい、黒の台座とスタンドが
 単にスピーカー筐体を目立たせる存在だけになってしまっている点が
 残念でならないです。
 美的価値観で評価は異なると思いますが、配色は従来と同じ方が
 良かったと思います。

 さて、肝心の音ですが、これはダイナミックオーディオのマラソン試聴会を
 基に感想を書きます。

 CDP、プリ、パワーともにEINSTEINの機器でした。

 Evolutionは躍動感のある音で、まっすぐな音を出してきました。
 硬いとまでは行きませんが、柔らかさは無いと感じました。
 この点は、エージングで変化するかもしれません。
 しかし、Guarneri Mementoにはあった官能的な音色、豊饒な膨らみは
 全くありませんでした。むしろ全帯域でタイトな鳴り方をしていました。

 音はGuarneri Mementoと全く別物と考えて良いでしょう。

 ただ、Guarneri Evolutionは無しか?と問われると、オールジャンルに
 対応できるスピーカーになった点、他社機種がいささか鋭い音の傾向に
 ある点を踏まえると、Guarneri Evolutionの存在意義はあると思います。

 しかし、Guarneri Memento特有の美音は出ないため、Guarneri Mementoに
 惚れ込んだ方は、Guarneri Mementoをおすすめします。

 逆にGuarneri Evolutionのまっすぐで、細かな音を拾いあげる点は
 Guarneri Mementoでは出しにくい(細かな音は拾えますが、柔らかさで
 包みこむため、音色が異なります)ので、Guarneri Evolutionの方が
 良いでしょう。

 傾向が異なるこの両機を聴いて、私はソナスのあたたかで
 ゆったりとした音色を味わえるGuarneri Mementoが好きだなと感じました。
 (そしてこの世からGuarneri Mementoが生産されなくなる事は
 実に惜しいとさえ思いました。)

 少々長くなりましたが、2011年秋の試聴は短いながらも大きな
 収穫が多々ありました。

 今後は、AVALONのアンプ選定という観点で
 試聴等を進めようかと漠然とは思っています。
 (今回の試聴はアンプをほとんど聴くことが出来ませんでした。)

 ただ、アンプにまだ大きな不満が無いため、日東紡のシルヴァン等で
 部屋をルーム・チューニングする方が先かと思います。
 先日の試聴時に、日東紡の方がルーム・チューニング材は自由に貸し出し
 可能と仰っていたので、余裕がある時にまず試そうと思います。

 ※本来なら、ルーム・チューニング材をスピーカーの間に
  置きたいところですが、テレビがあるんですよね・・・
  しかし、どうしてもAVALON DIAMONDでアニメを楽しみたいので、
  他の場所に置くことを考えてみます。
  Bestでなく、まずはBetterの方法で。

hayate

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2011年秋 オーディオイベント後記(雑記)1/2 TAD etc

こんばんは、hayateです。

この秋は3つの場所で音を聴いてきました。

ダイナミックオーディオのマラソン試聴会、
東京インターナショナルオーディオショウ、残りの1つはイベントでは
ありませんが、日東紡音響エンジニアリングの試聴室です。

それぞれ長い時間滞在できませんでしたが、
今までブログで触れてない話がありますので、
ざっと触れてみます。

・ダイナミックオーディオのマラソン試聴会

 ここでの収穫物は、素晴しい演奏に出会えたことです。
 
  [SHM-SACD]バッハ: ヴァイオリン協奏曲集 UCGG-9005
  {演奏者}ヒラリーハーン
 
 ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 3楽章
 
 私はもともと作曲者問わず、ヴァイオリン協奏曲が
 好きでして、(それゆえガルネリを選んだ経緯もあります)
 協奏曲を各種聴いていますが、この演奏は天国にいるかのように
 音色が実にカラフルで、その美しい演奏に聴き入ってしまいました。

 一聴してここまでうっとりする演奏に出会うことは希なので、
 この試聴会はとても有意義でした。

 先日、このSACDを買いに行きましたが、在庫無しだったため、
 取り寄せ依頼をしてきました。届くのが楽しみです。

・東京インターナショナルオーディオショウ
 
 (1)TADブースで印象的だったこと

 今回、TADブースの講演はTADスピーカー開発者の
 アンドリュー・ジョーンズ氏が担当していました。

 彼は様々な曲をかけて音を聴かせてくれましたが、
 全て「Mac Book Air」のiTunesから再生していました。
 (MBA→プリアンプC2000でのUSB接続→M600→TAD CR1)

 彼は、プロフェッショナルの知り合い繋がりで手に入れたマスター音源
 (ハイレゾ、発売無)等も再生していた為、私としても面白い体験ではありました。
 しかし、なぜ全てPCから再生したのだろうと不思議に思いました。

 講演の後に、日本のTAD技術者がその解説をしてくれました。

 欧米市場ではCDやSACDのディスクのような物理的媒体は日本よりも
 遥かに衰退していて、彼は今さらディスクプレイヤーを使う理由は無いと
 考えているそうです。

 話は少し変わりますが、TAD D600は、まだかろうじてディスク文化が
 生き残っている日本やアジア向けに出したそうです。
 ただし、欧米同様ディスク文化が衰退していることは事実であるため、
 発売するタイミングを間違うと、もう出す機会は無いと考え、TAD D600を
 プリアンプ(TAD C600)より先攻して2010年1月の発売に踏み切ったそうです。
 
 何度もTADの試聴会に行かれている方はご存知と思いますが、
 私はその話を初めて聞きました。なお、現時点(2011年11月)では、
 TAD D600次モデルの検討はされてないとのことです。
 
 日本の技術者はその話をしながらMBAからTAD D600に繋ぎ変えて、
 CDやSACDを聴かせてくれました。
 先日記述したホテル・カリフォルニアの話は、この時に再生された音でした。
 
 市場動向や開発タイミングによっては、TAD D600の発売は無かったと
 考えると、よくぞ発売まで漕ぎ着けてくれたと思いました。
 多くの方から高い評価を得ているそうなので、末永く販売できると
 良いなぁと願います。

hayate

後記2/2に続きます・・・。

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2011年11月22日 (火)

TAD-D600試聴記

こんばんは、hayateです。

タイトルの通り、ようやくTAD D600の試聴レポを書きます。

Tad_d6001

今まで私はTAD D600を2回じっくり聴きました。そして、
その2回ともなんと素晴らしい機器だろうと驚きました。

1回目の試聴は今年の中旬にダイナミックオーディオ最上階で、
2回目は先日の東京インターナショナルオーディオショウでした。

※書くまでに時間を要した理由は、あまりにもこの機器が
 優れていて、それを形容する言葉が当てはまらなかったためです。

レビューを書くにあたって、一体この機器は他と何が違うのか等、
様々に考えさせられました。

今回は試聴の感想とその考察を併せて記載します。

少々長いですが、ご勘弁下さいorz

--------------
■1回目試聴記
--------------

1回目視聴時のシステムは次の通りです。
 ・スピーカー:The Sonus faber
 ・プリアンプ:SOULUTION(型番失念)
 ・パワーアンプ:SOULUTION(型番失念)
 ・プレイヤー:TAD D600

対抗プレイヤー:ESOTERIC P-01+D-01×2

まずは、TAD D600を繋いで聴きます。
曲はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ヒラリーハーン、SACD)。

再生を始めた瞬間、風圧というのでしょうか、
コンサートホールで指揮者が腕を挙げた瞬間に
一斉に音が吹き出してくるあの感覚を受けました。

特に、厚い低音が体の内部までに伝わってきて、
本当にホールに居るかのような、既存のオーディオ機器では
聴いたことのない「空気の揺れ」を感じたのです。

ただ、これは巨大な「The Sonus faber」が成した可能性も十分にあります。
(私はその時初めてThe Sonus faberを聴いたため、その出音が
 TAD D600によるものか判断がつきませんでした。)

しばらく聴いていて、この機器の組み合わせは立体感があまりなく、
そして広大な音場型の音でも無いなぁという印象を受けました。

しかし、特筆すべき点を見つけました。
音色が何とも美しいことです。
一音一音が丁寧に描き分けられ、ハーンの演奏とバックのオーケストラの
音が鮮やかに浮かび上がってきます。

そして、6分後半からの彼女のソロの時、
静寂の中に一人彼女の音だけが鳴り響きはじめました。

その響きは形容しがたい甘美なるもの。

場は彼女の音色だけに支配されていて、その空気感、
その緊張感とそして豊潤な音色で、聴く者を圧倒させる演奏。

いつしか、手をぐっと握り、微動もせず聞き入ってた自分に気づきました。

フィナーレではティンパニの厚く雄大な連打音と、彼女のヴァイオリンが
激しく交戦しながら、終わりを迎える。
オーケストラがあるにも関わらず、終始一貫して彼女のヴァイオリンに
(否応なく)スポットライトがあたり、演奏をありありと見せつけてくれる、
普通では考えられない驚異の再生音でした。

さて、プレイヤーをつなぎ替えて、ESOTERIC P-01+D-01×2です。
値段的にはTAD D600より2ランクほど上の値段です。
どの程度の差があるのか・・・。

再生を押します。

・・・。

「あれ?さっきの風圧がまるでない。これは同じ曲?」と一瞬疑いました。
プレイヤーの表示番号を見ても合っています。あの低音はどこにいったのか。
まるで違う始まり方に、違和感を覚えられずにはいられませんでした。

そして、数分たった頃にTAD D600との違いに気づきます。
先ほどよりステージ感がかなり広い。
エソテリック特有のエッジは少ないけれども、輪郭がはっきりしてる。
細かな音まで正確にかたどってくる。

そして、再びヒラリーハーンのソロに入ります。

「ん?さっきの緊張感と音色の美しさがない!」

戸惑いました。

一音一音、音程は異なるのですが、一音一音の音色(ねいろ)が同じで、
悪い例えですが、味の無いガムを単に咀嚼し続けてる感じを覚えました。

ソロ演奏が進めば進むほど、
なぜだ?!と痛烈な問いが発せられました。

そしてフィナーレ。
ティンパニはかろうじて形を保つのが精一杯。
ハーンのヴァイオリンも形は維持してるものの、
何が主なのかはタイトルを知らないと少しわからないような状態。

熱い激闘を感じさせたあのフィナーレはとうとう現れませんでした。

うーん。。。確かに、キャラクターの違いはある・・・
しかしどう考えても。

そこで、私はもう一度TAD D600を聴かせてもらうことにしました。

風圧という祝福による始まり。

厚い低音と会場を揺るがす空気が改めて再現されました。

初めに感じたものは決して幻ではない。

そしてやはり、TADには音場感や立体的な形というものは
あまり存在しないことも改めて確認しました。

そして、ソロ。
やはり一音一音の音色が異なります。
驚くほど一音一音が異なるのです。

指の位置を変えたとき、他の弦に移動したとき、
出てくる一つ一つの音に驚き、感嘆します。

「なぜだ?!なぜこれ程にも一音一音が違うのか!」

数分の思考のうえ、ふと思い浮かびました。
「簡単な事じゃないか、一つのヴァイオリンといっても、
 4本の弦は物理的に太さが違う。まるで別物だ。
 そして、指の位置で弦の振幅、振動する長さも全く変わってくる。

 TAD D600というものは、楽器単位ではなく、固有の振動、
 物質(マテリアル)の違いまで極めて正確に、描き分けてくる機器なのだ!」

店主にお礼をして店を去ったあと、秋葉原を歩きながらこの聴き比べの
結果とその意義を考えました。

「ESOTERIC P-01+D-01とTAD D600はキャラクターがかなり違う。
 前者は舞台の全て隅々まで光を照らしたようなステージ感がある。
 そして輪郭は整っている。

 しかし、後者はそれはなく、どちらかというと奏者一人一人正確に
 ピンポイントに光を当てたような音をだす。

 もし導入する場合、このキャラの違いはよくよく考慮する必要がある。
 自身はどのタイプのシステムを構築しようとしているのか、と。」

「しかし、そのキャラの違いを踏まえたうえでも、なお、
 TAD D600のあの音色、素材まで鮮やかに描き分ける能力は
 ESOTERIC P-01+D-01の数段上、いや、正直、比較の対象にすらならない。」

キャラの違いはあっても、表現力は全く別物。
TADはとんでもないものを作ってきたという感動と、
そして少しの怖さをじました。

その後、家でAKURATE DSで音を聞きましたが、単色な音にしか聞こえなく、
ゴールドムンドでさえも輝きはあっても、あの一音一音の描き分けを
感じることはできませんでした・・・。

--------------
■2回目試聴記
--------------
2回目は11月の東京インターナショナルオーディオショウのTADブースでした。

Tad_d6002
※この写真は2ちゃんのν速で一度晒したので、もしかすると該当スレや
  まとめサイト系でご覧になった人もいるかもしれません。

構成は以下の通りです。
 ・スピーカー:TAD CR1
 ・プリアンプ:TAD C600
 ・パワーアンプ:TAD M600
 ・プレイヤー:TAD D600
 ・ルームチューニング材が前面の壁と両サイドの壁に設置

今回の東京インターナショナルオーディオショウはあまり時間が無く、
色々なブースを短時間で回る予定でした。
しかし、TADの出音があまりに素晴らしくて3時間ずっとTADブースで
音を聞く結果となりました。

3時間の間、実に様々なジャンルの曲がかけられました。
まずそこで感じたのは、やはり素材や一つ一つの音まで
明快に描き分けることです。

特に際立ったのが、ホテル・カリフォルニアのライブ版で、
観客が拍手喝采する「音」でした。

拍手をする一人一人の立ち位置、拍手の大きさの違い、拍手のテンポ、
歓声、どよめき、一人一人の行動がみな違うことが
おもしろいようにわかるのでした。
そして、作り物の音ではなく、本当にその場にいるような、現実的な
音を出してきました。

ヘビーメタル、オーケストラ、独唱、実にさまざま聴きましたが、
共通点がありました。
それは、やはり音像というものがないのです。ステージ感もありません。

しかし、今回のTADフルシステムでようやく気づいた事がありました。
TADが出す音というのは、アタック音とそこから発せられる響き
(物質と空気の振動)だけ、という事でした。

なぜだ?!

また問うことになりました。

そして、私がこれまで過去に聞いてきた音を思い起こしました。
B&WのNautilus、avantgardeのDUO、JBLのEVEREST DD66000、
AVALONのISIS、Goldmund のFULL EPILOGUE、
lumenwhiteのsilver flame、DYNAUDIOのサファイア、
AudioMachinaのThe PURE System、
YG ACOUSTICSのANAT REFERENCE、TANNOYのKingdom Royal・・・

「TADの音は今まで聞いてきたオーディオには分類できない!」

そして考えました。

なぜこんな音がするのか?
こんなオーディオはありか?と。

そして、ついにその問いは氷解しました。
『そもそも音はどのようにして発せられるのか』と言う問いを経て。

「音は、ある物質に他の物質がぶつかる事で発する。
 そして、その点から空気が振動されて、我々の耳に届く。
 音はただそれだけのものに過ぎないのだ。」と。

 そして更に。

「音というものは、物質固有のものであるが、
 音それ自体がその物質固有の形を象ることはあり得ない」と。

つまり、音は物質独自の音を出しますが、
その音には発生させた物質の形を示す情報は含まれていないという事です。

(経験と想像力によって、音と形を当てはめることは可能でしょう。
しかし、それは音以外の情報で補完している事に過ぎないのです。)

オーディオでは歌っている姿が見えるようだとか、
立体的な音という言葉で表現(賞賛)します。
実際にそのように聞こえる事もあります。

しかしそれは正しいのでしょうか?
現実的には立体的な音などあるのでしょうか?

たしかに、シンバルやティンパニなど、振動面が多い楽器は、
音と形が類似する場合があります。

しかし、歌っている人の姿やその他の振動面が少ない楽器については、
その音を元に形を類推することは無理でしょう。

現実の音は発生点とそこからの振動(反射も含めた振動)だけなのです。

同様に、TADは三次元空間に発生点を正確に配置し、その位置から
固有の響き(振動)をただ再現するだけ。

他に余計な事は行わない。

TADというものは、そのような本来の音を極めて正確に
再現する機器である、という結論に至りました。

素材の違いを見事に描き分け、現実的な、実際的な音を出すTAD。

私は感嘆せずにはいられませんでした。

・・・。

私は、今までオーディオを聴いていて、ここまで「なぜ?」と
思った機器はありませんでした。

それは正確すぎる再生機に出会ったことがないという事が一つでしょう。

そしておそらくこれがもう一つの答えでしょう。

それは、TADの技術者の開発は常に「なぜ?」から始まっていたからです。

今回のショウでのTADの売りは、新作のプリアンプC600でもありました。

その紹介時に次のように話していました。
「プリアンプとはそもそもなんだろうか?
 このプリアンプの開発はその問いから始まりました」と。

そして、スピーカーの紹介時にも、「ツイーターに求められるものは何か?」
「ウーファーが振動する場合の問題点はなんだろうか?」
「リスニング位置の違いで感じ方の違いは許されるのか?」とも
言っていました。

TAD技術者は、全て問いというアプローチで開発を行っていたのです。
その「なぜ?」という問いと答えが音となり、私にぶつかってきました。
彼らの発した「なぜ?」によって従来の音作りを覆し、その異なる出音で
私はやはり「なぜこの音?」と問い直すきっかけとなったのです。

少し飛躍しますが、かつての古代ギリシア人が人類史上もっとも輝かしい
文化を築き得たのは、問題作成能力があり、「なぜ?」を問うことが
できたからと言われます。

TAD技術者も同じように「なぜ?」という手法を用いて、その結果、
音の本質をつかみ、そしてそれを再現可能な製品開発に至ったのでしょう。

私はその開発姿勢に心の中で拍手と賞賛を贈りました。

そして、そのTAD D600だけでもいつの日か私のシステムに組み込めたら
と思うようになりました。
(私は究極的にはDSのような物ではなく、SACDとCDを高品質に再生できる
 プレイヤーを望んでいます。)

長くなりましたが、TAD D600、そしてその他TAD製品に関しては、
オーディオというものを深く考えさせられるものとなりました。
そして、技術者の情熱と問いて形にしていく勇気を感じました。

次はいつこの音を聴けるか分かりませんが、TAD製品が幅広く聴かれて
愛されることを望んでいます。

※ただ、TADのフルシステムは現実の音と比べて、
 少々音が固いですね。そのため、好みが分かれるでしょう。
 音が固いというのはTADの技術者も素直に告白していました。

TAD社の皆さん、素晴らしいオーディオ機材を
この世に出して頂きありがとうござました。

このブログを通して、TAD社皆さんへの熱い気持ちに敬意を表します。

hayate

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