« フィギュアケース到着 | トップページ | 夢そのもの »

2008年12月21日 (日)

真空管アンプ「SQ-38u」 試聴記

真空管アンプ。

今まで全くなじみが無いジャンルでしたが、トライオード社の真空管と
ソナスファベ―ル「ミニマ」の組み合わせを一度聞いてから、
その音の魅力にひきこまれました。

ただ、現在はデジタルアンプとトランジスタアンプがほとんどで、
ハイエンドな製品を除くとあまり生産されていないのが現状です。

そんなとき、ラックスマンから新しい真空管アンプ「SQ-38u」が
発売されたというので、さっそく試聴してきました。

Lux_sq38u
       「SQ-38u」

試聴店は、秋葉原のサウンドハウス1Fです。

SPはB&W N804とCDPはDENONのDCD-SA11、
真空管アンプはラックスマンの「SQ-38u」と比較対象として
A級プリメイン「L-590AⅡ」を聞いてきました。
曲は、CDを持ち合わせて居なかったので、
お店にあったオペラ(女性)のCDを聞きました。

まずは、真空管アンプの「SQ-38u」

声の響きが良い。まず、そこが大きな特徴でした。
歌手のブラートが店中に響き渡り、他の客も思わず足を止め、
聞き入っているようでした。
声がふくよかに張り出し、朗々と歌う様は、今までのアンプではあまり無く、
これが真空管の特徴なのかな?と思いました。

ただ、これ一つだけではよく分からないので、次は割と馴染みのある
「L-590AⅡ」を聞きました。(聞いた曲は同じです。)

Lux_590a
     「L-590AⅡ」

広い音場。そして、静か。それがこのアンプへ切り替えた時の印象です。
今まで聞いていた真空管アンプは、女性歌手の歌声ばかり耳に入ってきましたが、
「L-590AⅡ」では、空間の左右と後方から様々な楽器が浮かび、
「ああ、こんな広いステージで歌っていたのか」と思える程の違いがありました。
解像度が高く、低音もクリアに聞こえます。フルオーケストラを聴くなら
「L-590AⅡ」だろうなと思いました。

そして最後にもう一度、「SQ-38u」を。

先ほどのアンプと比べると、かなり空間が狭く感じます。
そして、聞こえる楽器の音も少ないです。
しかし、音の出し方に力強さがあり、歌の響きはこちらが勝っています。
少々音の出方に雑?さを感じてしまう部分もありますが、
響きだけを美しく聞きたいならこの音は癖になるかもしれないでしょう。

簡単なレビューでしたが、濃い音と言われるA級アンプの「L-590AⅡ」よりも
さらに濃密な音を醸し出す「SQ-38u」には驚きました。

空間が狭いので、かなりソースを選ぶでしょう。
しかし、「仕事終わり、一日の最後に美声に耳を傾ける、
そんな一瞬の喜びを味わいたい」、
声楽・弦楽を中心に聞くと割り切った人には
実に素敵な製品だと思いました。

hayate

 オーディオ機器のレビュー記事一覧はこちら

|

« フィギュアケース到着 | トップページ | 夢そのもの »

オーディオ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512162/43487302

この記事へのトラックバック一覧です: 真空管アンプ「SQ-38u」 試聴記:

« フィギュアケース到着 | トップページ | 夢そのもの »