2018年9月30日 (日)

LANターミネーター「MUSIC SPACE-1」 音質レビュー

ご無沙汰しておりました。hayateです。
 
この度、安価で素晴しいオーディオ製品「MUSIC SPACE-1」に出会いまして、
その効果に感激しましたので、記念として、音質レビュー致します。
 
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※従来のLANターミネータよりも胴体部分が長くなっています。
 
 
■「MUSIC SPACE-1」レビューの経緯
 
最新のブログ(きゅんきゅんayate:現在閉鎖中)をご覧下さった方は
ご存知かと思いますが、メインシステムにdCS Network Bridgeを導入しまして、
ネットワークオーディオを再開しました。
 
(初めてのネットワークオーディオは2010年頃、LINNのAKURATE DSを
使っておこなっておりました。)
 
ネットワークオーディオでは、LANケーブルやHUBで音が変わるという、
摩訶不思議な現象・噂があるようで、実際に様々導入したところ、
確実に変わることを体感しました。
 
そのため、LANポートの空きポートに接続する「LANターミネーター」でも
音が変わるのでは?(改善するのでは?)と思い、色々探してみました。
 
ところが、このLANターミネーター、なかなか良いお値段がするようで、
JS PC Audio社のものは9,180円(税込)、
Acoustic Revive社に至っては1本19,440円(税込)となかなかの高額です。
 
1本だけの購入なら安価に感じるかもしれませんが、
大抵のHUBは空きポートが3~4つあるので、
全部に接続するとなると4~8万円かかってしまいます。
 
そのため、LANターミネーター導入に二の足を踏んでおりました。
 
ところが、ちょうどその頃、優れた耳をお持ちで信頼しているフォロワーさんが、
「とある方が製作されたLANターミネーター」を導入していました。
 
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素晴しい感性と優れた洞察力をお持ちのフォロワーさんです♪  
 
 
お話によると、大変効果があり、「音楽が非常に楽しくなる」とのことで、
非常に興味を持ちました。
その製品は、ヤフオクで出品されているとのことで、調べてみると、
まずとにかく値段が安くて驚きました!
 
廉価版(モデル名:ver21234X)は「800円」です。
 
通常版(モデル名:ver.31234X/MK2)は、上質なLANコネクタと
オーディオグレードの抵抗を4本使い、また、カルダス製ハンダをふんだんに
使用していて「3,480円」です。
(2018年9月30日時点での値段です。)
 
JS PC Audio社やAcoustic Revive社と比べますと、2割~4割の値段です。
通常版を3~4本導入しても1万円ちょっとです!
そして、上記メーカーと比べて過剰な演出は無く、「自然に性能を上げる」という優れモノ。
 
そのため、すぐに通常版であるver.31234X/MK2を複数購入し、HUBの空きポートに
接続しました。
すると、S/Nがグッと上がって、音がきめ細かくなり、空間の左右が広がりました!
 
その威力に驚き、ノックアウトされました・・・。
まさかLANターミネーターでここまで音質が「向上」するとは・・・
 
(素晴しい効果により、ver.31234Xシリーズは100個近く売れているようです!)
その製作者様はとてもフレンドリーで大変親身なお方で、
購入後もメールやTwitterを通してやり取りをさせて頂きました。
 
※そのお方は、ヤフオクID:「makimaki2589」様、
 Twitterでは「かえでとかえーぶる」様 ( @kaedecable1 )として
 活躍されています。
 
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かえでとけーぶる様と仲良くなったある日、
 
「LANターミネーターのフラッグシップモデル、「MUSIC SPACE-1」が完成したので、
 聴いてみませんか?」
 
とのお誘いがありました。
 
 ver.31234X/MK2の素晴しい効果を実際に体感していた私は、
 
「ver.31234X/MK2以上の音質向上はどのようなものだろう・・・?
 フラッグシップモデルと冠するだけの音質向上は見込めるのだろうか?
 
 でも、ver.31234X/MK2を開発された『かえでとけーぶる様』の自信作で
 あれば、間違いはないはず・・!」と思い、
 
「是非お願いします!」と返信しました。
 
そして、「MUSIC SPACE-1」(1本)が到着。
すぐさまLANポートに挿してみると、ビックリ仰天の凄まじい音質向上!
 
やられました・・・。
 
「MUSIC SPACE-1」は非常に優れた「オーディオ製品」だと思い、この音質向上を
ネットワークオーディオをされている多くの方に知っていただきたいと思い、
レビューとして書かせて頂くことにしました。
 
前置きが長くなりましたが、以下、「MUSIC SPACE-1」の音質レビューです。
 
--------------------------------------
 
■0.目次
 
 1.結論
 2.試聴時の機器構成とその目的
 3.聞いた曲とその目的
 4.BDプレーヤーでの感想
 5.オーディオ用HUBでの感想
 6.まとめ
 
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■1.結論
 
・MUSIC SPACE-1の特徴として掲げられていた通り、
 「空間(左右・奥行き・高さ)」の大幅な改善に繋がりました
 
・特に拙宅では奥行きと高さが劇的に改善されました。
 
・そして、空間表現の改善だけにとどまらず、S/Nの改善、分解能の向上、
 周波数帯域、特に高域の伸びの改善、レスポンスの改善がありました。
 
・クラシックでは余韻・残響が綺麗に伸びる一方、ジャズでは無駄な付帯音を
 削ぐという結果になりまして、「余韻を伸ばすor付帯音を削ぐ」というような
 どちらかの単一的な変化ではなく、「音源に忠実」な変化・改善をもたらしました
 
・音色に関しては、変化せず、脚色のない、総合的に極めて優秀なオーディオ製品
 だと思いました
 
 
■2.試聴時の機器構成とその目的
 
今回の試聴は、MUSIC SPACE-1を以下の2パターンにてテストしました
 
 (1)BDプレーヤーの空きLANポートに接続
 (2)ネットワークオーディオ用HUBに接続
 
 
◎試聴時の機器
 
 ・BDプレーヤー:
  SONY BDP-S190 (実売 1万円のエントリーモデル)
 
  ※プレーヤー内部のDACは使わず、同軸デジタル出力でDACに接続して、
   CDトランスポートとして利用しました
 
 ・ネットワークトランスポート:
  dCS Network Bridge
 
 ・オーディオ用HUB
  JS PCオーディオ製 HFS1000改(高精度クロック・QoS基板搭載) 約6万3千円
 
 ・D/Aコンバーター:
  CHORD DAVE
 
 ・プリアンプ:
  トライゴン SNOW WHITE
 
 ・パワーアンプ:
  darTZeel NHB-108
 
 ・スピーカー:
  MAGICO S1
 
その他ケーブルやアクセサリーは以下リンク先にてご覧頂けます
 
 
◎試聴時の機器構成
 
(1)のBDプレーヤー時の構成
---------------------
 BDプレーヤー + LANターミネーター「MUSIC SPACE-1」
   ↓
 D/Aコンバーター
   ↓
 プリアンプ
   ↓
 パワーアンプ
   ↓
  スピーカー
---------------------
 
 
(2)ネットワークオーディオの時の構成
---------------------
  NAS
   ↓
 オーディオ用HUB + LANターミネーター「MUSIC SPACE-1」
   ↓
 ネットワークトランスポート
   ↓
  D/Aコンバーター
   ↓
  プリアンプ
   ↓
 パワーアンプ
   ↓
  スピーカー
---------------------
 
 
◎2つの機器で試聴した目的
 
 
(1)BDプレーヤー
 
 レビューで使用したBDプレーヤーは安価なエントリーモデルということで、
 性能が低く、極めて平面的で前後の距離感が全く出ません。
 例えるなら、一枚絵のような空間表現でして、MUSIC SPACE-1が本当に
 空間表現に対して効果があるのかを確認するため、敢えて安価な機器に接続しました。
 
 
(2)オーディオ用HUB
 
 メインシステムのネットワークオーディオ用HUBには
 3つの空きポートがありまして、そこには既に購入した「ver.31234X/MK2」が
 3本接続されています。
 
 今回、既に接続されている「ver.31234X/MK2」1本と「MUSIC SPACE-1」1本を
 入れ替えることで「MUSIC SPACE-1」が「ver.31234X/MK2」から
 どれだけ進化したかを確認するために、HUBに接続しました。
 
 
■3.聞いた曲とその目的
 
 ①女性ボーカル「雪解けに咲いた花」(歌:早見沙織)
 
 ②オーケストラ
   「チャイコフスキー 交響曲 第4番 第1楽章」
   (シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団、1955年録音)
 
 ③ジャズ
   「Waltzing Is Hip」 (ピアノ演奏:オスカー・ピーターソン)
 
 
- 目的 -
 
 ①の女性ボーカル曲は音像中心・声中心の楽曲で、空間的にどのように
  変化するのかを確認するため
 
 ②のオーケストラは空間の広さ、高さ、音色の変化、弱音部の再現性の
  向上を確認するため
 
 ③のジャズは、空間の広がりと勢いやキレ(スピード感)、ピアノ・ドラムの
  質感の変化を確認するため
 
 
■4.BDプレーヤーでの感想
 
 
4-①女性ボーカル:「雪解けに咲いた花」
 
 ◎簡単な曲紹介
 
  ストリングスが穏やかに鳴り響く中、
  早見沙織さんのあたたかな歌声で、
  彼女が演じているキャラクター(雪ノ下雪乃)の心情を
  告白・吐露していく曲です。
 
  繊細さと色彩感・声色が重視される曲です。
 
  ▼曲リンク(試聴曲と全く同じです)
 
 
 ◎接続前の音
 
  この曲はもともと音像中心の楽曲のため、一枚絵のような平坦さでも
  気になる事はなく、普通に聞けるレベルでした。
 
  最近導入したハイエンドケーブル(MIT Oracle MA)の強力な立体効果
  (2C3Dという機能)によって、音像の立体表現が目覚ましく強化されていましたので、
  不満点は特に思い浮かびませんでした。
 
  倍音もそこそこ出ていて、楽しく聞けます。
 
 
 ◎MUSIC SPACE-1 接続後の音
 
   = 空間の変化 =
 
  驚く事に、接続後、空間が一気に広がりました。
  ストリングスの響きが左右と奥に響き渡ることで、発音点と放射音の行き先に
  注意が向くようになり空間性を意識させられるようになりました。
 
  これまでは音像中心で音像だけに意識が向いていましたが、冒頭のストリングスが
  鳴り響くことで、広い空間の中でボーカルや楽器が伸び伸びと歌い上げていることに
  気づかされました。
  ストリングスの響きはツイーターよりも上部に上がり、左右・奥行き、高さが出ることで
  スケールの大きな曲へと生まれ変わりました!
 
  これは単に音像表現から音場表現という、表現の切り替わりではなく、
  音像は従来通りしっかり形成されていて、音像と音場の両立ができています。
 
  実売1万円のBDプレーヤーにLANターミネーターを接続するだけで、空間表現が
  ピュアオーディオレベルまで昇華したことに対して、驚きと興奮を禁じ得ませんでした。 
 
 
  = その他の変化 =
 
  MUSIC SPACE-1は空間表現の改善だけと思っていましたが、よくよく聴きますと、
  歌声はさらにきめ細かくなり、繊細な歌声を堪能できるようになっていました。
 
  感情表現がより豊かになっていて、思わず身を乗り出して聴き入ってしまうほどです。
  あまり不足を感じていなかった高音域がさらに伸びるようになり、ストリングスの
  響きの美しさを感じることができました。素晴しい改善効果です!
 
 
4-②「チャイコフスキー 交響曲 第4番 第1楽章」
 
 
 ◎簡単な曲紹介
 
  センセーショナルな金管と妖艶な木管が織りなす
  ダイナミズムかつ繊細で「動と静」のコントラストが
  際立つ一曲です。
 
  ▼曲リンク(試聴曲と全く同じ曲(指揮者・奏者・演奏日)です)
 
 
 ◎接続前の音
 
  やはり音が平面的で前後の距離感が全くありません。
  左右はせまく、空間はスピーカー内部までしか広がらず、こぢんまりとしています。
  空間的な意味での「高さ」は、スピーカーのツイーターの高さまでしか上昇せず、
  それより上には上昇しませんでした。
 
  全体の周波数帯域として上も下もあまり伸びません。
 
  楽器の音色はそこそこ表現できていますが、SONYのモニター調的な音作りゆえか、
  ノイズを拾ってしまい、ほんの少しザラ付きを感じます。
 
  極めて単調的な演奏で抑揚が無く、弱音部の再現性が低いです。
  主張される楽器の旋律が単発的に表れては消え、全体としてのストーリー性を
  感じません。
  ヴァイオリンが若干ヒステリック気味で、全体を通して魅力的な演奏では
  ありませんでした。
 
 
 ◎MUSIC SPACE-1 接続後の音
 
   = 空間の変化 =
 
  先ほどのボーカル曲同様、空間に大きな変化がありました。
  奥行きが一気に広がったのです。
 
  実際のフルオーケストラの楽器配置のように、奥に向かっていくにつれて高さが増して
  楽器の正確な位置がわかるようになりました。
  もちろん、音はツイーターの高さよりも上部まで(正しく)伸びるようになりました。
 
  左右の広さも改善され、スピーカーの少し外側まで広がるようになりました。
  未接続の時に感じた「こぢんまり感」はしっかりと改善されました。
 
 
  = その他の変化 =
 
  まずS/Nがグンッ!と良くなりました。
 
  S/Nの向上により、弱音部の再現性に優れるようになり、認識できる音が増えました。
  そして、突発的だった音の入れ替わりが無くなりました。
  各楽器の旋律を継続的に認識できるようになり、曲全体としてのストーリー性が
  生まれ、豊かな「音楽」に変化しました。
 
  また、余韻が大変綺麗で、短かった残響が伸びやかになり、
  繊細な響きを味わえるレベルにまで改善しました。
 
  そして演奏が丁寧になり、音が滑らかになりました。
  単調さも消えて、演奏に抑揚が表れました。ヒステリックだったヴァイオリンは消えて、
  楽器の音色の美しさと演奏の美しさを感じることができるようになりました。
 
  幾重にも重なる旋律と丁寧な演奏、抑揚により、ストーリー性とダイナミズムの
  有る演奏を堪能することができるようになりました。
 
  素晴しい劇的な変化・改善です!!!
 
  MUSIC SPACE-1はフルオーケストラに対して一番効果がありました!
 
 
4-③ピアノジャズ:「Waltzing Is Hip」
 
 
 ◎簡単な曲紹介
 
  ダイナミック・鮮やかでかつ、軽やかながらも重厚感のあるピアノと
  優れた技巧によるドラムソロが極めて印象的な一曲です。
 
  ▼曲リンク(試聴曲と全く同じ奏者・演奏です)
 
 
 ◎接続前の音
 
  一枚絵的でピアノとドラムが真横に位置しています。
  録音が優秀なのでしょうか、横の広がりは良く、スピーカーの外側まで音が広がり
  左右としてはスケールの大きな演奏です。
  音の立体感はMITケーブルの強力な立体効果により、不足感はありませんでした。
 
  音の質的には、全体的に分解能不足で、荒さや雑さを感じます。
  それゆえ、ピアノの打鍵やシンバルの叩き方がいい加減(雑)で、
  荒々しくトゲトゲしさを感じます。若干の歪みもあり、聴いていて少し不快です。
 
  ピアノとドラムを比べると、ピアノの音像が肥大化し過ぎてて、ドラムの音が
  ピアノの影に隠れてしまいがちです。
 
  ドラムソロにおいては、左のスピーカーユニットの位置に張り付いています。
  音の高さは、案の定、ツイーターの高さまでしか上がりません。
  どことなくモゴモゴした演奏で、ハイハットのオープン・クローズがはっきり
  聴き取れません。ドラムの音色は基音が中心で、スネアやタム特有の
  甲高い音・倍音は全くでません。低域中心のドラムソロです。
 
 
 ◎接続後の音
 
  = 空間の変化 =
 
 一枚絵的な配置が変りました!
 
 ドラムとピアノの前後関係が出てきて、奥行き感を感じるようになりました。
 
 高さとしては、ツイーターより遥か上に上昇するようになり、曲冒頭の拍手は
 極めて高い位置で、空間の奥から聞こえるようになりました。
 
 そしてドラムのハイハットや小シンバルの高さはツイーター上部よりも高くなり、
 正確な位置へと配置されるようになりました。
 更にドラムの定位位置は、スピーカーユニットから離れて、自由な演奏へと
 変化しました。
 
 ピアノの音像はコンパクトになり、収まるべき所に収まり、ピアノ・ドラムの持ち味が
 それぞれしっかりと主張されるようになりました。
 
 
 = その他の変化 =
 
 演奏がとても丁寧になりました。
 
 ピアノの雑な打鍵感は消え、軽やかに楽しく
 演奏しています。また、ピアノの響きがとても綺麗です。
 
 S/Nの改善と弱音部の再現性の向上により、聞き取りにくかったドラムソロでの
 ハイハットのオープン・クローズが明確に聞こえるようになりました。
 
 周波数帯域も改善されたのでしょうか、高音が伸びるようになり、
 金属を叩いたときの音がするようになり、
 スネアやタムの甲高い音も聞こえるようになりました。
 
 高い音がしっかりと出てくるようになり、楽器のリアルさが出てきました。
 モゴモゴと団子状態になっていたドラムソロは、分解能が上がり、
 変な付帯音が削がれた効果か、キレのあるドラムソロへと変貌を遂げ、
 クッキリハッキリとした気持ちの良い演奏になりました。
 
 演奏全体として、溜めと伸びがはっきりして、躍動感・リズム感溢れる演奏に
 生まれ変わりました。思わず体でリズムを刻む良い演奏です!
 
 この一連の変化は私にとっては非常に良いものでしたが、
 
 「オスカー・ピーターソンのワイルドで激しく刺激的なピアノが好き」という人にとっては、
 
 「ピアノの丁寧な演奏」に対するメリットは感じにくいかと思います。
 
 しかし、ドラムの音色の正常化はめざましく、これを聴いてしまうと、
 もう無接続状態でのドラムソロは聴けないほどです。素晴しい効果です!!
 
 
■5.オーディオ用HUBでの感想
 
 ※dCSトランスポートを使っての感想となります
 
 (実質的には、ver.31234X/MK2とMUSIC SPACE-1の比較レビューです)
 
 
5-①女性ボーカル:「雪解けに咲いた花 」
 
 ◎ver.31234X/MK2での音
 
 BDプレーヤーの時同様、空間性は感じません。
 
 左右は広くスピーカーの少し外側まで広まりますが、奥行き感はまるでありません。
 
 ただ、トランスポートがdCSになったせいでしょうか、高音は伸びて、
 早見沙織さんの何とも魅力的な歌声を堪能できます。
 S/Nは普通、あるいはそこまで良くはないという印象です。
 
 
 ◎MUSIC SPACE-1での音
 
  = 空間の変化 =
 
 一気にスケールの大きな曲へと変化しました!
 
 BDプレーヤーの時よりも遥か奥にまで弦の響きが広がり、
 高さも上昇して、ストリングスの音が豊かに響き渡る中でボーカルが
 伸びやかに歌います!その響きはとても鮮やかです!!
 
 = その他の変化 =
 
 まず第一にイントロのストリングスが劇的に変りました。
 
 ストリングスの演奏が「発音点と放射音」という単発的なものではなく、
 しっかりとしたアルペジオになったのです!
 
 そのアルペジオは曲中、終始鳴り響き、大変心地良いへと生まれ変わりました。
 そして、ストリングスの倍音が持続的にしっかりでるようになり、
 常に「キランッ、キランッ」と輝いています。
 
 これが何とも鮮やかで官能的で、その綺麗な高音にうっとりと心酔するほどです。
 この高音を聞いてしまうと元に戻ることはできません。
 
 そして、自然とS/Nが上がり、分解能も向上しました。
 その向上により、ボーカルの表現がきめ細かくなり、感情表現がより増します。
 心情を吐露するときの緊張感や、楽しさを表わすときの喜びがぐっと
 感じられるようになり、歌うと言うより、語りかけてきてきます。
 
 その語りは伸びやかで大変気持ち良く、感嘆としました。
 
 
5-②「チャイコフスキー 交響曲 第4番 第1楽章」
 
 ◎ver.31234X/MK2での音
 
 dCSのネットワークトランスポートを用いているからでしょうか、
 SONYのBDプレーヤーと違って奥行きが感じられます。
 左右は最初からスピーカーの少し外側まで広がります。
 空間上の高さも正しく、楽器は然るべき位置に配置されています。
 
 静けさも十分にあり、木管楽器の妖艶さが良く出ています。
 
 しかし、敢えて苦言を呈するのであれば、金管が無理をしている感じがします。
 また、ファンファーレ的な旋律部分(3分15秒以降)では、勢いで押し通している感も
 ありました。
 
 
 ◎MUSIC SPACE-1での音
 
 = 空間の変化 =
 
 ver.31234X/MK2でも特に不満点はありませんでしたが、MUSIC SPACE-1は
 またしても空間に大きな作用を及ぼしてくれました。
 
 これまで、「空間」とは、左右・奥・高さという「静的な」正しい配置・定位という意味で
 使っておりました。
 
 しかし、dCSのNWトランスポート環境でMUSIC SPACE-1を付けますと、
 音が奥から手前に「ぶわっ!」となだれ込んでくるような演奏に変わり、
 「動的な」空間表現を「スリリング」に味わうことが出来ました!
 
 これには少し怖いくらいの凄まじさを感じました。
 
 試聴時はまだチャイコフスキーの第1楽章しか聴けていませんが、
 他の楽章や他の作曲者、他の指揮者のフルオーケストラでは
 どのような動的展開が待ち受けているのか非常にワクワクしました!
 
 
 = その他の変化 =
 
 S/Nと分解能が大幅に向上しました。
 
 それにより、余韻が極めて長くなり、まるで別のセッションのような演奏に感じます。
 
 認識できる音は「劇的」に増加し、曲の魅力・曲への理解が一気に深まりました。
 抑揚の付け方も大変上手く、演奏が丁寧で金管やファンファーレは無理をせず
 大変気持ち良い音を奏でてくれています。
 
 全試聴を通して、
 「オーディオ用HUBに接続した時」かつ「フルオーケストラを聴いた」時に
 MUSIC SPACE-1の効果が最大限に発揮されました。
 
 正直、まるで別の曲のようになってしまいまして、初めて聴くような演奏でワクワクして
 毎秒毎秒、「次はどんな音が出てくるのだろう」と夢中になっていました。
 
 LANターミネーター1本の交換で、このような驚きと興奮が体験ができるとは夢にも
 思っていませんでした!
 
 
5-③ピアノジャズ:「Waltzing Is Hip」
 
 ◎ver.31234X/MK2での音
 
 BDプレーヤーの時のように、ピアノの音像は肥大化しておらず、
 ハイハットやシンバルの高域は最初からきちんと出ています。
 
 ピアノは丁寧でありながら滑らかに躍動してます。
 ただ、ほんの気持ち、ピアノの音は強めです。
 
 ドラムはずっと小気味よく、クラッシュシンバル等が鮮やかです。
 メインのdCSネットワークトランスポート環境はSONYのBDプレーヤーとは
 やはり全然違うなぁと感じます。
 
 ドラムソロのシンバルはユニットからしっかり離れていて、
 空間の高さもツイーターを超えています。
 演奏はキレまくりでスネアの倍音もしっかり出ていて実にカッコイイです。
 
 dCS凄い・・・デス!
 
 
 ◎MUSIC SPACE-1での音
 
 = 空間の変化 =
 
 もう十分だと思っていた左右の広さがさらにズバーンッと広がりました!
 また、奥行き感が素晴らしく出てきました。
 そして、フルオーケストラの時のように、音が奥から手前に向かってくる現象が
 再び表れました。
 
 ドラムソロの際、シンバルの音が飛んでくるようになりました!
 この「動的」な空間表現はびっくりするくらいで、「しゅごい・・・」と
 なってしまいました。
 
 
 = その他の変化 =
 
 音の純度が極めて上がりました。
 
 ピアノ、ドラムそれぞれの持つ音色の美しさが際立ちます。
 演奏は丁寧でありながらスピード感に優れ、大変エモーショナルで魅力的な演奏です。
 
 これまではドラムの高音・倍音に注意が行っていましたが、ピアノの倍音もしっかり
 出るようになりました。
 
 分解能が上がったことにより、ドラムソロの演奏のニュアンスがさらに繊細になり、
 ハイハットのオープン・クローズにも1回1回強弱を変えて刻んでいる事がわかりました。
 
 また、アクセントのメリハリが劇的に出てきて、、
 ここまで演奏の細部がわかると、もうドラムソロに釘付けで、
 ドラム奏者のテクニックに唖然とするばかりです。
 
 大変気持ちの良い、素晴しい演奏になりました!
 
 
■6.まとめ
 
この度試聴をして、そしてすぐさま「購入」させていただいた「MUSIC SPACE-1」。
 
度肝を抜かれる結果となりました。
 
MUSIC SPACE-1はかえでとけーぶる様が仰っていたとおり、
空間に対して大きな効果がありました。
 
空間の左右・奥行きの広がり、高さの表現、定位の改善。
そして空間を自由に動き回る「動的な」空間表現の出現。
 
これらは、女性ボーカル、フルオーケストラ、ジャズそれぞれに
絶大な効果がありました
 
そして、MUSIC SPACE-1は空間の改善だけにとどまらず、
 
 (1)S/N
 (2)分解能
 (3)周波数帯域、特に高域の伸び
 (4)レスポンス
 
が著しく改善しました。
(ver.31234X/MK2とはまるで別物で、2~3ランク上の製品に感じました。)
 
上記4点の改善はBDプレーヤーに接続した場合、オーディオ用HUBに接続した場合、
どちらともに認められました。
そして、音色の減退などの副作用は全くありませんでした。
 
改善効果の大きさとしては、BDプレーヤーに接続したときよりも、
オーディオ用HUBに接続した時の方が大きかったです。
 
dCSのNWトランスポート環境でMUSIC SPACE-1を聞いた際は、
まさに凄まじい音で「まじかーー!!!」と叫んでしまうほどでした!
 
特にフルオーケストラでの弱音部の再現性・認識できる音数や旋律に関しましては、
以前使っていた300万円する「TAD D600」というSACDプレーヤーでしか
体感できなかった境地を味わえることができまして、そのきめ細やかな旋律に
懐かしさを覚えました。
 
そして、MUSIC SPACE-1の空間改善効果は、とある製品に似ている事に
気づきました。
それは、約5万円程する、KRYNAのインシュレーター、「D-PROP extend」
 
 ※この「D-PROP extend」は拙宅のサブシステムで実際に使っておりまして、
  左右・奥・高さの劇的な3次元的空間改善をもたらしてくれました。
 
このMUSIC SPACE-1は「D-PROP extend」がもたらす空間上の左右の広さ、奥行き感、
正確な高さの改善効果に匹敵するものがあります。
 
そして、S/Nや分解能等の向上とそこから来る弱音部の再現性や余韻の改善は
「D-PROP extend」を遥かに超えていまして、5万円以上の価値はあると感じました。
 
本音を申しますと、「MUSIC SPACE-1」 1本に5万円を出せるかと問われると
私の懐事情的に厳しいものがあります。
 
しかし、半額の2万5千円であれば、試聴後、間違い無く飛びついて
買っていたと思います。
 
※MUSIC SPACE-1の値段は2018年9月30日時点で「7,980円」のようです。
 
 (ver.31234X/MK2の倍の値段となっていますが、
  MUSIC SPACE-1は内部の構造が複雑で製作が難しく、工数がかかり
  その上、とても良い材料を使っているとのことで、値段上昇は避けられなかった
  とのことです。
  それでも、JS PC AUDIO製のLANターミネーター(9,180円)より安価で、
  効果は絶大です!)
 
オーディオの音はお金に換算できるものではありませんが、
私的には大変価値があり、効果のある正真正銘の「オーディオ製品」でした。
 
このような素晴しい製品を開発してくださり、そして安価にご提供してくださり、
この場をお借りして、お礼を申し上げます。
 
誠にありがとうございました。
 
音楽を聴くのが俄然楽しくなりました!!
 
 
最後に。
近年、ネットワークオーディオをするオーディオファンは着実に増えております。
 
ネットワークオーディオ増加に伴い、LANターミネーターに興味を抱く人も次第に
増えていくと思います。
 
かえでとけーぶる様のLANターミネーターが一人でも多くの人に愛用され、
感動する人が増えることを願いつつ、本レビューを締めさせて頂きます。
 
かえでとけーぶる様が製作してくださったLANターミネーター「MUSIC SPACE-1」、
大切に使用させていただきます。
 
本当に、本当にありがとうございました。
 
hayate

2014年12月19日 (金)

ULTRASONE edition8

ハイエンドヘッドフォンというのも良いですね。

20141219_ultrasone_edition8

こんばんは、hayateです。

ULTRASONE edition8導入しました。

環境は携帯プレイヤーNW-ZX1の直刺しという簡素なスタイルですが、
一音一音キリリと聞こえてきて、収録されている音を全て描き出すような感覚です。

スピーカーのような音場感は無いですが、ボリュームを好きなだけ上げられて
脳内へ直接歌われるようで気持ち良いですね。

特にこのULTRASONE edition8は高域が鮮やかで美しいです。

昨今ヘッドフォンブームの理由がわかりました。良いですね、ヘッドフォン。
この世界にも魅了されそうです。

今日はこの辺で。

hayate

2014年11月 7日 (金)

アニソン再生の指標

こんばんは。お久しぶりです、hayateです。

現代アニソンをいかに上手く再生するかという命題に対し、
一つの指標を持っています。

それはフルオーケストラを鳴らすシステムと同じ基準でシステムを
組んでいくことです。

アニソンの上手い鳴らし方には2つの通りがあると考えていまして、
1つ目は音数を絞って鳴らす鳴らし方(安価なヘッドホンや安価なSPを使用する等)、
2つ目は収録されている音を全てさらけ出すようなシステムで鳴らす方法です。

1つ目はアニソンをデフォルメにして、特徴的な音だけを聞くというものです。

それに対し2つ目ですが・・・
現代アニソンはとにかく音数が多い。そしてそれががんじがらめになって
うまく展開されずもやもやっとした出音になっています。
この音数の多さをうまくさばければ空間に音が豊かに広がっていきます。

フルオーケストラを鳴らすシステムは高価になりがちと思う人も多いでしょうが、
先日ご紹介したタンノイのMercury V4iでもそれらしく再生は可能です。

我が家のAVALONシステムはフルオーケストラを目指して組んだこともありますが、
どんなアニソンもそこそこにうまく鳴ってくれます。少なくとも聞いていて不快になる
ことはありません。

一方ガルネリシステムでは人の声は魅力的な声を出しますが、エフェクト音に
かき消されたりとアニソンそのものを上手く再生するには少々難有りです。
(坂本真綾等の楽器が少ない曲は絶妙なのですが。。。)

何を基準にして聞くかは人によって当然千差万別あると思うのですが、
アニソンはフルオーケストラを鳴らすように細かな音を拾い、拡散するような
SPを用いると上手く鳴ると考えています。

hayate

2014年9月21日 (日)

一曲のために -My Lovely Thing-

こんばんは、hayateです。

以前の記事で紹介した「ハイエンドでアニソン!」の中で、May'nさんの
My Lovely Thing(ライブver)がありましたが、自分自身何度も聞いているうちに
相当気に入ってしまい、その一曲のためにアルバムを購入してしまいました。

Mayn_new_world_
May'n「NEW WORLD【ライブCD付限定盤】」 VTZL-76

AVALONシステムで再生したところ、透明感があり,、しっとりとした
再生音でした。床を振動させるようなベース音は出ませんでしたが、
光るように駆け落ちていくピアノの旋律が綺麗でした。

ニコニコの方はもっとカラフルに音が鳴っていましたが、私のシステムでは
そこまでは行かずでした。(ConstellationとCHPの組合わせが素晴しいのだと
思います。)

宣伝を込めてもう一度貼っておきます。

・4千万超のハイエンドオーディオでMy Lovely Thing鳴らしてみた

hayate

2014年9月20日 (土)

アナログレコードの音

こんばんは、hayateです。
頬を通り抜ける風がひんやりとし、
一曲一曲をゆったり聴ける季節になってきましたね。

最近アナログレコードを聴いていて気付いたのですが、
アナログレコードはデジタルレコード(CD、SACD)と音の出方が
まるで違うことに気付きました。

アナログレコードには、吹く、弾く、叩くがきっちりと収録
されていて、それを空間に再現してくれるのです。

フルオーケストラの楽器が多い曲でもヴァイオリン群の一つ一つが擦れて音を
出していること、トランペットの吹く音、ティンパニが丸いバチで叩かれていること、
それらが手に取るようにわかるのです。

デジタルレコードも楽器の音はするのですが、本当に弾いて擦れていたり
吹く息の音までは再生されません。(意図的にそう録音しているデジタルレコードも
ありますが)
しかし、アナログレコードにはそれがあるのです。
一度このアナログレコードの音を聴いてしまうとその音の虜になってしまいます。

これはいま流行のハイレゾがいくらサンプリング周波数を上げても不可能に近い
ことだと思います。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番ではピアノが叩かれて音を出していることに
今更ながらハッとさせられました。

Socl92_tchaikovsky
 愛聴盤の一枚 ネルソン・フレーア(ピアノ)、ケンペ(指揮)

アナログレコードは歴史がある分、奥が相当深いオーディオですが、最初の
入り口だけでもその淵を深さをのぞかせてくれました。

入手困難なソースが多く管理も大変そうですが、少しずつ収集して行ければと思います。

あ、最後に。あのスタティックと一部から酷評(?)を受けたJeff RowlandのCriterionですが、
デジタルではなくアナログレコードを聴くと躍動感に優れた豊かな音を奏でてくれました。
あの音はもう一度聴いてみたいですね。

hayate

2014年9月19日 (金)

オルトフォン concorde105レビュー

こんばんは、hayateです。

今日はオルトフォン concorde105を紹介したいと思います。
Concorde105_hayate_2

このスピーカー、前作のブログレビュー開始当時(2008年)からずっと所有し
続けているスピーカーです。売価は4万円程の小型ブックシェルフです。
(幅140 mm、高さ218 mm、奥行207 mm、重さ2.6 kg)
乾いた音で温かい音色が特徴的ですが、それ以外は変な癖が無く、どんな
ジャンルも楽しく鳴らしてくれます。

大変小型なためセッティングも容易です。我が家ではハヤミの木製スタンドに
設置してあります。
そんなconcorde105をTAD D600、Goldmund MIMESIS330Lで鳴らしてみました。

このスピーカー、定位性が抜群で、空間描写に長けています。内角45°程度に
向けて設置するといとも簡単にスピーカーの存在が消え、スピーカーの奥側の
いろいろな場所から音が出てきます。定位の良さはTAD D600も影響しているで
しょうが、TAD D600導入前でも定位の良さは確認できました。
ステージ感が良いとでもいうのでしょうか、

ボーカルをかけると、二本のスピーカーのツイーターより少し上部にふわっと歌声を
発します。女性声の帯域付近でピーク感を感じますが、それが逆に良い刺激と
なって聴く人を魅了します。
楽器、特にドラムが優秀でスネア、タムタムが軽快に駆け抜けていきます。
バスドラのドスッという音はさすがにこのサイズからは難しいですが、その雰囲気は
しっかりと伝えてくれます。乾いたヴァイオリンなんかにも合います。

アニソンで言えば最近リファレンスの1曲となっている脳コメOP
(アフィリア・サーガ「S・M・L☆」)をかけてみたところ見事期待に応えてくれました。

このアニソン、音圧高めで冒頭開始13秒辺りから音数が多く、分解能が悪いと
ドラムと複数のギターがごちゃ混ぜになって何が何だか分からなくなるのですが、
このスピーカーはその情報量と迫力を余すところ無くスピーカー背後から壁一面の
ように鳴り響かせてきました。
これはAVALON DIAMONDに匹敵する迫力で少し悔しい気持ちもありました。

坂本真綾のeverywhereをかけると意外としっとりとした歌声を見せてくれて、
乾いた音だけを出すスピーカーでないこともわかりました。

色々な曲をかけてみたのですが、「迫力感」で言えばメインシステムに匹敵する位の音を
奏でてくれます。

現在は販売終了品ですが、中古でも時々出回っているので、
もしご興味があれば御一聴を。

hayate

2014年9月16日 (火)

ハイエンドでアニソン!(ニコニコ動画)

こんばんは、hayateです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ハイエンドでアニソンを
聞くという面白い動画を見つけましたのでご紹介します。
(私も最近知ったので、大半の方はご存知だと思いますが・・・)

※音量小さめなので、注意しながら音量を上げて聞いて下さい。

・VIVID G3 giyaでアニソンを試聴してみた 04.釘宮理恵「スキ? キライ!? スキ!!!」

・WILSON SashaⅡでアニソンを聴く 01.「寝・逃・げでリセット!」

・4千万超のハイエンドオーディオできんモザEDYour Voice鳴らしてみた(1:27辺りから激変)

・4千万超のハイエンドオーディオでMy Lovely Thing鳴らしてみた

マイクの性能による劣化やニコニコ動画で音が圧縮されてしまう問題が
ありますが、音の傾向は何となくわかります。
って、CH Precisionの音は鮮やかで前衛的ですね。これは良いです・・・

※各動画の詳細機器はニコニコ動画の方でご覧下さい。

hayate

2014年9月14日 (日)

今年の夏のCDたち

こんばんは、hayateです。

たまには、と思いまして、PCデスク環境と今年の夏に買ったCDを
掲載したいと思います。

今年の夏は機器の入替えなどもあり、また、アニメもそこまで
見てなかったので、買った枚数は例年に比べると少なくなっています。

20140914_desk

右上(立っているケース)
・ESOTERIC SACD ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集

右1列目から
・CD さばげぶっ!ED  ぴてぃぱてぃサバイバード
・CD ご注文はうさぎですか?OP Daydream cafe
・CD プリパラOP (I☆Ris) Make it!
・SACD ノラ・ジョーンズ come away with me (買い直し)
・CD 宇多田ヒカルシングルコレクション2

右2列目から
・SACD Pure -AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS- (買い直し)
・CD カラヤン シベリウス交響曲4番・5番
・ESOTERIC SACD アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳
・CD L'Arc-en-Ciel TRUE

本当は井口裕香さん⊂( ^ω^)⊃の「Hafa Adai」や
ZAQのアルバムも欲しかったりするのですが、聞く余裕が無く、
(未だにベートーヴェンのピアノ協奏曲全集も一部しか聞いてないで
積んである状態です)、もし購入するとしても先になりそうです。

今後気になるCDと言えばグラスリップのサントラでしょうか。
アニメ内でクラシックがよくかかっていたのでそれと共に落ち着いた曲が
収録されてればなぁと。

あとは、今まで載せてはいなかったのですが、ポータブル機器も
一応持ってたりします。
・SONY NW-ZX1
・SONY MDR-1RMK2
・Sennheiser IE 800

IE800はボーカルに透明感があって良いですね。
井口裕香さんの曲「Grow Slowly」の澄んだ声に魅了されました。
でも下位モデルのIE80の低音も捨てがたくて良いんですよね。

hayate

TANNOY Mercury V4i 試聴 -開放感-

こんにちは、hayateです。

最近廉価版のSP事情が気になってあれこれ調べてみたのですが、
良いスピーカーがありました。
それはTANNOY Mercury V4i(タンノイ マーキュリーV4i)です。(ペア約10万円)

Tannoy_mercury_v4i

このSPは何のへんてつもない四角いトールボーイ型SPですが、
音の拡散がとても素晴しいです。音場は後方に定位し、
トールボーイ特有のだぶついた低域もなくしっかり制動されています。
(試聴AMPはDENONの1500シリーズ)

ワーグナーの「 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲」では
金管が引っ込み気味になりながらも、四方八方へと音が拡散し、
なんと開放感溢れる音だろうと感心してしまいました。

中島愛の曲では2本のSPの間からスッっと顔を出し、歌いあげます。
艶感や濃密感は無いものの、透明感があり爽快な気分になります。

宇多田ヒカルの打ち込み系のBGMもテンポ良く付いてきて結構
ごきげんになるSPだなぁと思いました。

比較として同価格帯のDALI ZENSOR 7も試聴しましたが、
こちらは音があまりの伸びず、濃厚さを打ち出したスピーカーだと思いました。

まとめとして細部の音は少々荒さを感じますが、刺激的な音は出さず、
開放感が凄まじく、曲のジャンルも選びません。ペア10万の価格としては
素晴しくよく出来たSPです。特に安価でフルオーケストラを堪能したい方に
オススメしたいSPだと思いました。

良いスピーカーに出会えたので、記念としてレビューに残します。

hayate

2014年9月 6日 (土)

オーディオによる感動とは

こんにちは、hayateです。

オーディオを長年やっていると全身にビクンッとくるような
感動に包まれることがあります。

その条件とは一体何なんでしょう?

最初に感動したのはB&W705で鬼束ちひろを聞いたとき。
どこまでも伸びる歌声に胸のときめきを抑えられずにいませんでした。

今思うと高域に強い癖のあるスピーカーというだけだったのですが、
素直に感動しました。

それから色々聞いてきて、オーディオには感動できる音、感心する音、
何も記憶に残らない音があることがわかってきました。

感動できる音というのは、どこか桁外れな一面を持ち合わせているのです。
狂気を孕んでいると言っても良いでしょう。
その狂気とリスナーの嗜好が合わさったとき感動を生むのです。

桁外れなS/Nだったり、緻密で正確な定位点や濃厚な歌声だったり、
何か一つ飛び抜けたものがあるものではと感じています。
そしてそれらの音というのはソースを選ぶ傾向(そのソースに特化したもの)が
あると感じています。

逆に感心する音というのは、何をかけてもそつなく鳴らしてくれる機器だと
思います。特に秀でている部分は無いけど何となく美しい、何となく楽しい
オーディオ。少しひどい言い方をするとBGM的な音を出すオーディオ。

--

オーディオに何を求めるのか(どんな音を求めるのか、そして感動する音を求めるのか
感心する音を求めるのか)は人それぞれですが、ハイエンドオーディオの世界では
やはり感動を求めて人が突き動かされている気がします。

現代のオーディオではその感動を求めて、飛び抜けた音を次々に投入しています。
CH Precision、MAGICO、ノードスト等のハイエンドケーブルetc・・・

癖が強くなるにつれて、リスナーの「感動に対する」体力も必要となり、
時には飽きさえ来ます。
そんな疲れた時にそつなく鳴らすオーディオに感心して、それに移り替えをし、
そしてまた感動を求めるようになり・・・。

スパイラルですね、オーディオは。
しかし、狂気に孕んだ音による感動は全能感さえ与えてくれます。

オーディオによる感動の一条件とは、それら一連の流れを含んだ「狂気」ではないでしょうか。

hayate

«Jeff Rowland Model 925 試聴

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