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2013年6月

2013年6月25日 (火)

アイカツ!新OP「ダイヤモンドハッピー」音質レビュー

こんばんは、hayateです。

待望のアイカツ!新OP「ダイヤモンドハッピー」(とED)のCDを購入しました。

前回のOPEDのCDはTV放送版から音質が相当に上がってまして、
今回の曲は好きなノリの良い曲がCDでどこまで音質向上するか、
発売決定当初から非常に期待していました。
Diamond_happy

■音質:7.5点/10点 (Off Vocal 8.5点)

・全体紹介
音質良いです。
TV版、そして前回のCDとは比較にならないほど、演奏の質、録音の質が
向上しています。

アイカツ!新OPはスカコアのノリノリな曲で、TV放送版ではリズミカルなドラムと
トランペットが印象的でした。しかし、それがCD版になるとベースラインが際立ち、
バスドラのキックが一段と力を増します。CDでは低域方向にグッと伸びて充実
しています。

・近年のアニソンような薄い音とは違う厚みのある音

この曲はドラムとベースがしっかりと収録されていて、確実にリズムを刻んでいることが
わかります。

近年のアニソンは、ドラムとベースが弱く、あるいはどちらかが弱く、歌声やギターの
主張が強い傾向にあります。そして、輪郭だけをなぞったような音が多いです。
それに対し、この曲はとにかく中身が厚い。勢いのあるドラムに肉厚なたっぷりなで
且つ明瞭なベースラインが乗ってきて、リズムの骨格を形成し、全体として躍動感
溢れる音質に仕上がっています。

この曲を聞いた瞬間、「そうそう、本来のバンドの音ってこういう音だよね」という楽しさ、
安心感を感じさせてくれました。弦に触れるとゴリゴリッとして見えない岩盤が
動くような激しさと重さを持つベース、空間を鮮やかに切り裂くようなドラム。

そこにやはり低音を十分に含んだギターカッティングとスイング溢れるトランペット・
トロンボーン・サックスのセッションが重なり、曲調も相まって
グルーブ感に包まれます。

近年のアニソンでこのような生に近いバランス感覚を収録した曲は・・・と考えましたが、
思い付きませんでした。
(ギターやスネアが明瞭なだけであればいくらでもあるのですが、
バスドラの重さと軽快さ、波打つような活きのベースを両立できたはアニソンは
記憶にありません。)

厚みを意識した録音であることから、過剰な響きはあまり感じられません。

あくまでも楽器が持つ鳴りを活かし、リスナーへダイレクト感を届けることに
徹している感じがあります。ただし、響き自体はあり、直接音を重点にした作りも
関わらず、金管の残響音がきっちり収録されていたことには驚きました。

従来のアニソンとは一線を画す厚みで、聞く者に思わずリズムを刻ませる
優れた音質です。

・ボーカル

ボーカルは演奏に比べると弱いです。声質自体がプロっぽくなく、素人アイドルという
感じです。
オンマイクで収録されていて、音圧は高いです。演奏と比べると少し荒々しさも
あります。

ただし、吐息感やコーラスは収録されていて、演奏(+歌)という位置づけという
観点で聞くと大きくは乖離なく、十分及第点です。
(2曲目の新ED「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」では演奏と歌の音質と音量が異なり、
違和感を覚えました。)

しかし、演奏と比べるとチープ感が否めず、演奏のみのバージョンと比較すると
劣ります。

・空間、定位感

空間は狭いです。前アイカツ!OP「Signalize」は低音がスピーカーの外側へ
ふわーっと広がりましたが、この曲はスピーカーの内側に留まります。
この点が惜しい点ですが、逆にこれらが無い事で小さなライブハウスで
音を浴びている感覚になります。
(一方、前曲「Signalize」はダンスホールでクラブミュージックを聴いている感じです。
この曲調の違い、音質の違いは1クールと2クールの対比なのかもと
思わせるほどです。)

定位は、ボーカルは前方定位、楽器は後方定位ですが、
個々の楽器の定位(アタック位置)は明確ではありません。好みとして
この空間・定位が-1.5点でした。

・バランス

分類すると低域が少し強いピラミッド型です。低域に重点を置いた曲ですが、
トランペット等の中域・高域もパワーに満ちあふれていて、全帯域にわたって
ノリノリな演奏を聴かせてくれます。
各楽器の音量バランスが良く、生の演奏に近い感覚の音です。

・比較

この曲を聞く際、最近のアニソンやアニソンの優秀録音曲を数曲交互に
聞きましたが、音の濃さがまるで違います。

ちはやふるや中島愛の優秀録音と比較しても、ベース、ドラムの躍動感、
グルーブ感をより感じられる。(ダイナミックレンジや繊細感は2歩程度劣るが、
それを上回る濃密さ、躍動感を持っている)
特に、タム回しは素晴しく、スピーカー間でアーチを描くようにラウンドします。
バウンド感溢れるスネアはこの濃さがあってこそなせるものだと実感しました。

曲の比較と同時に、プリアンプの比較も行ないました。

私の環境下ではドラムの躍動感を味わおうとする場合、Goldmundの方がより
堪能できた経験から今回も「残念ながら」そのような結果になるだろうと考えていました。
しかし、今回の曲ではJeff rowland Criterionの方が圧倒的に良くて意外でした。

じっくり聞いてみると、Criterionの方が深みのある濃いベースを表現していて、
通常ドスッ、ドスッと離散的になるバスドラをドスドスッと有機的で躍動感溢れる音に
しています。
ベースとドラムの双方の音質が高まると、ドラムの分散的な音をベースが繋ぎ、
ベースのナローで単調的な音をドラムが刻み込むという相互補完・向上される
ことに気付きました。(収録のテクニックもあるでしょうが、演奏自体が元々上手いです。)

この曲を通し、しっかしとした低音と中音が含まれているソースではCriterionは
真価を発揮すると実感しました。

・全体

まずこの曲は各メンバーが自信たっぷりに演奏していて、そのうえ一体感が
大変優れています。
これを成立させるためにはまず各楽器の特徴と中身を収録し、バランス良く
ミックスすることが不可欠です。大抵の場合、歌とギター、シンセの音に集中
してしまい、他の楽器は小音量になり、本来からするとアンバランスな音になります。
(TVからCDに収録する場合、大抵バランスが崩れ、解像度が落ち、低域がゴッソリ
抜けます。)

この曲はTV版を改良し、特に低域(ベースとドラムの掛け合い)を充実
させて生の演奏に近い、本来的な演奏をそのままディスクに収録したような出来です。

そして、やはりドラム+ベースの音質が素晴しいです。スカコアというジャンル上、
トランペット等の金管を特筆すべきだとは思いますが、楽曲の基礎となる
ベースとドラムが秀逸で、それを土台にパパッ、パパッという鮮やかな金管が光ります。
煌びやかです。

聞いていて本当に良い演奏をするなぁと感心し、アニソンとしては初めて演奏者を
ググりました。

この曲の演奏の質、録音の質は他のアニソンも見習って欲しい・・・こんな演奏で
アニソンができたらアニソンの質は一気に向上すると思います。
そう思えるくらい素晴しい一枚と仕上がりました。

アイカツ好きの方にはぜひ聞いて欲しい、そうオススメ出来る曲です。
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ダイヤモンドハッピー staff 情報
 ・作詞: 畑亜貴
 ・作曲・ 編曲:石濱 翔(MONACA)
 ・Drums:山内 優
 ・Bass: 田辺トシノ
 ・Guitar:飯室 博
 ・Trumpet:  佐々木 史郎
 ・Trombone: 河合 わかば
 ・Alto Sax: 鈴木 明男
 ・Recording&Mixing Engineer: 浅野浩伸
 ・Recorded at MIT STUDIO, STUDIO em POINT, SoundCity
 ・Mastering Studio: M's disk mastering
 ・Mastering Engineer: 滝瀬真代

レビュー時の試聴システム
 ・Speaker            :AVALON DIAMOND
 ・SACD/CD player    :TAD D600
 ・Pre amplifier 1   :Jeff Rowland Criterion (XLR)
 ・Pre amplifier 2   :GOLDMUND MIMESIS 330 L (RCA)
 ・Main amplifie     :darTZeel NHB-108 model one (XLR or RCA)
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hayate

2013年6月 2日 (日)

PCオーディオ構築 -blogリニューアル-

こんにちは、hayateです。

前Blogでは大変お世話になりました。
約5年間のBlogに区切りを付け、Blogを新たにスタートします。

さてタイトルの件ですが、PC環境の整理と同時に、
PCオーディオを再構築してみました。

20130602_desktop_hayate_2

環境
・スピーカー:ソナス・ファベール GUARNERI Memento
・アンプ:Arcam FMJ A32
・DAC:ARCAM rDAC

超ニアフィールドですが、この距離でもスピーカーの
存在は消えて音が前方定位します。
壁一面から出てくるような音、GUARNERI Mementoの優秀さを感じます。

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話は全然変わりますが、アイカツ!のOP2/ED2の発売が待ち遠しいです。
OP1/ED1のCDはテレビ放送版と比較して音質がかなり上昇したので、
それと同じ変化を期待しています。

⊂( ^ω^)∩

hayate

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