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2014年9月 6日 (土)

オーディオによる感動とは

こんにちは、hayateです。

オーディオを長年やっていると全身にビクンッとくるような
感動に包まれることがあります。

その条件とは一体何なんでしょう?

最初に感動したのはB&W705で鬼束ちひろを聞いたとき。
どこまでも伸びる歌声に胸のときめきを抑えられずにいませんでした。

今思うと高域に強い癖のあるスピーカーというだけだったのですが、
素直に感動しました。

それから色々聞いてきて、オーディオには感動できる音、感心する音、
何も記憶に残らない音があることがわかってきました。

感動できる音というのは、どこか桁外れな一面を持ち合わせているのです。
狂気を孕んでいると言っても良いでしょう。
その狂気とリスナーの嗜好が合わさったとき感動を生むのです。

桁外れなS/Nだったり、緻密で正確な定位点や濃厚な歌声だったり、
何か一つ飛び抜けたものがあるものではと感じています。
そしてそれらの音というのはソースを選ぶ傾向(そのソースに特化したもの)が
あると感じています。

逆に感心する音というのは、何をかけてもそつなく鳴らしてくれる機器だと
思います。特に秀でている部分は無いけど何となく美しい、何となく楽しい
オーディオ。少しひどい言い方をするとBGM的な音を出すオーディオ。

--

オーディオに何を求めるのか(どんな音を求めるのか、そして感動する音を求めるのか
感心する音を求めるのか)は人それぞれですが、ハイエンドオーディオの世界では
やはり感動を求めて人が突き動かされている気がします。

現代のオーディオではその感動を求めて、飛び抜けた音を次々に投入しています。
CH Precision、MAGICO、ノードスト等のハイエンドケーブルetc・・・

癖が強くなるにつれて、リスナーの「感動に対する」体力も必要となり、
時には飽きさえ来ます。
そんな疲れた時にそつなく鳴らすオーディオに感心して、それに移り替えをし、
そしてまた感動を求めるようになり・・・。

スパイラルですね、オーディオは。
しかし、狂気に孕んだ音による感動は全能感さえ与えてくれます。

オーディオによる感動の一条件とは、それら一連の流れを含んだ「狂気」ではないでしょうか。

hayate

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